ポイント決めるのも自分！「レンタルボートでSLJ」の魅力
この夏、皆さんにお勧めの釣りは、レンタルボートで楽しむSLJ釣行だ。
SLJとは、最近流行っているのでご存知の方も多いと思いますが、スーパーライトジギングのことである。
それを魚探もレーダーもない伝馬船で、経験のみを頼ってポイント開拓からこなすところに凄く魅力を感じている。つまり、船長業も含まれているので、釣らせてもらったではない、釣った感がこの上なく嬉しい。
まず、この釣りの魅力をもう少し掘り下げて言いますと、釣り方が簡単。だいたい友達との二人釣行になりますが、釣り方が自由という所にあります。
専門船ならば、それなりのタックルの指示がありますが、レンタルボートならタックルは何でもよい。
私はタイラバロッドでSLJをしますが、バスロッドでも、アジングロッドでも、エギングロッドでも、この釣りは成立します。
そして、使用ルアーは、25～45ｇのジグ。釣り方は、ボトムを取ってからのワンピッチジャークがメイン。
青物ならジャカジャカ巻き等も効果が期待できると思いますが、SLJのターゲットは釣れるもの全てなので、ワンピッチのスロー系の方が、魚種豊富にアタリが出ます。
参考までに最近よく釣れる魚種を上げると、ハマチ、サワラ、マダイ、サバ、カマス、ガシラ、ホウボウ、ヒラメと言ったところか。目標を五目釣りにして頂いても結構です。
そして、一つだけ拘りたいとするならば、ラインである。
タックルバランスにもよりますが、だいたいPE0.6～0.8号を200ⅿ巻いておけば、大物がきたとしても、時間を掛ければ取れます。
それよりも重要なのが、10m×5色の色分けである。ホームグラウンドなので、だいたいの地形が判りますが、その地形が頭の中で立体的に描けるようになったのは、全てラインのおかげである。
出典：ゴーセン ドンペペ8ACS。カラーが分かりやすく地形把握にも役立つという
出典：ゴーセン リーダーには剛戦XリーダーFC。不意の大物もくるSLJでは、安心してファイトのできる相棒となる
最初に言ったように、魚探もレーダーもない船で開拓し始めて、今では、10数メートルから20数メートルのかけ上がり、または、20～30ⅿのかけ下がり等を意識的に狙えるようになった。それは、常にラインを見ながらの釣りを心掛け一色から二色。二色から三色と記憶していた成果だと思います。
少々、難しいお話をしてしまいましたが、ポイントは他にも多く、岸と平行に流して広く探るのも効果があるし、潮目などの見える障害物を狙うのもよし、さらに、夏特有のイワシのベイトボールを追うのもよし。
とにかく、自由気ままに機動力を生かして釣ることができる釣りが、レンタルボートのSLJである。
ロッド NPジャック鯛ラバ NJB－S66Ⅿ/TR（メジャークラフト）
リール キャタリナIC150SH（ダイワ）
ライン ドンペペ8ACS 0.8号200ⅿ（ゴーセン）
リーダー 剛戦ⅩリーダーFC 20lb（ゴーセン）
ルアー ムーチョ・ルチア25ｇ、35ｇ、45g（マリア）
■渡船情報
南村渡船（和歌山県有田市初島）
電話：0737-83-3730
