【ボートアジングに似ている】家邊克己が深さによって潮の向きが異なるポイントの特徴&対策方法について詳しく解説!
この前からハマっている超ディープのポイント。以前も紹介させていただきましたが、今回もその内容についてお伝えしていきます。
家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール
ボートアジングと似ている要素を持つ超ディープエリア
潮が複雑ですぐに向きが変わるので、アジの着き場がレンジも含めてドンドン変化していくので、1匹釣れてすぐに投入したとしても次のレンジ到達まで時間が掛かります。
カウントを数え終わった時には、すでにアジはいなくて再現性などはありません。
これがアジが多ければそんな事はないはずなのですが、僕は3回行きましたが全てアジが薄く再現性は皆無でした。
このようなポイントは通常のアジングでは対応できないので、色々考えていると同じディープのジグ単で狙うボートアジングを思い出しました。
ボートアジングでは30mライン位までを3gのジグヘッドで釣るのですが、着底まで200カウント位はザラにかかります。
ARメソッドで釣る方が絶対的に簡単ですが、元来のひねくれ症なところがあって、ジグ単で200カウントを数えているのです(笑)。
大体ARメソッドで山盛り釣った後にやり始めるので、200カウント待てるのですが最初からは絶対にやりません(笑)。
投入は潮上に向かってしますが、このポイントと同じように潮は2枚にも3枚にも分かれていて複雑。
ボトムがどこに有るのかさえ分からなくなってしまい、このポイントと同様レンジの絞り込みが難しいのです。
それでボートの場合は、上から落としていくのではなく、下から上げてくるようにしてレンジを上にあげてくると結構バイトを得られます。
ジグ単の場合は特にこれが効果的で、いつもこのパターンで釣っています。
かなり上に浮いている時はボトムまで沈めるのではなく、任意の適当なカウントから引き上げるようにして探りだすと結構簡単に喰ってきます。
実際にボートアジングの釣り方をディープのポイントで実践
この応用を実際に、ディープエリアでもやってみるとアタリは増えましたが、ボートと違って豆アジも同居しているので、豆アジが先にバイトしてきてフッキングが中々上手くいかないのです。
ディープで潮が複雑。釣り人がラインが真っ直ぐにしているつもりでも、かなり曲折しています。
ですので、アタリを感じてから合わせるとラグが生じてしまい、ジグヘッドを重くしてその弛みを少なくすれば、今度はジグヘッドが重いので中々口を使ってくれません。
アクション方法にもパターンが
また、食ってくるタイミングのパターンもあり、その日はアクションを起こし起こし終わった瞬間、即ちロッドにてトィッチを入れます。
で、ティップが上に上がった瞬間にバイトすることが多かったので、ロッドの構えを低くします。
本来なら頭よりも高くでティップを止めるのを、目線の辺りで止めるようにしてアワセ代を稼ぎました。
そうすることで、ティップが上に上がった状態と同じような状態でアワセることができるので、バイトに間に合うのでは? と考えてやって1匹は直ぐに釣れました!
これで考え方は間違ってなかったので、後は再現性があるかないかということになりますが、それが中々難しかったです(T . T)
半分リアクションバイトを誘うような釣り方なので、普通のサイズよりも豆アジの方が活性が高いので、豆アジが先にバイトしてきてしまいます。
ラインスラックによるアワセ損ないは解消したのですが、マメアジの猛攻によって良型アジの選び分けができない状況に陥り、前述の言葉になったわけです。
ディープエリアを攻める対策
毎回毎回課題をくれるポイントなので、また行こうと思おうのですが対策を考えていかないとまた返り討ちに遭いそうなので、いくつか考えてみました。
ジグヘッドを重くすることで、バイトが減るのでジグヘッドは1g位にしてスプリットを打つことで全体の重さを増しラインの張りを作る。
24、5cm程のアジが釣れるので、「ストリームヘッド」【サーティフォー】しか持って行ってませんでした。
ウエイト | 数量 | 本体価格 |
0.3g / 0.5g / 0.8g / 1.0g / 1.3g / 1.5g / 1.8g | 5個 | 400円(税抜) |
サーティフォー公式「ストリームヘッド」詳細ページはこちら
それでフックサイズを落とし、「ザ・豆」【サーティフォー】に変えることで、よりフッキング精度が上がるので、ジグヘッドを「ザ・豆」に変更するか「グリッターヘッド」の軽量版に変更する。【サーティフォー】
ウエイト | 数量 | 本体価格 |
0.3g / 0.5g / 0.7g / 0.9g / 1.1g / 1.3g | 5個 | 400円(税抜) |
サーティフォー公式「ザ・豆」詳細ページはこちら
「ザ・豆」は線形が細く、フック自体も小さいので豆アジだけでなく良型アジの活性が低い時にフッキング率が上がるのでよく使用します。
グリッターの軽量版はグロー&ラメで何もしていないジグヘッドよりも、アジのバイトが多く得られるのが特長なので、この2つの対策で挑んでみようかと思います。