タフさとバイブレーションを両立するスピナーベイト「バンタム スウェジー」。
アームの上下で太さが異なる他、タングステンを採用した高比重ヘッドなど様々なテクノロジーが盛り込まれたスピナーベイトとして、登場以来その実績はもはや説明不要。
そんな「バンタム スウェジー」にヘビーデューティな仕様の“ストロング”が登場。
バンタム スウェジーストロング
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オリジナルとはここが違う
バンタム スウェジーストロングにもオリジナルのスウェジー同様、タフさとバイブレーションの伝達向上を両立してくれるテーパードワイヤーを採用。
ただ、直径0.95mmのロアアームに直径0.6mmのアッパーアームが搭載されたオリジナルに対し、直径1.2mmのロアアームに直径1mmのアッパーアームが搭載され、線径が太くなっていることが特長。ビッグフィッシュとのやり取りでも変形しにくい設計で、ロングキャストした先の深いエリアでのフッキングもしっかりできる仕様。
オリジナルモデルのスウェジーは3/8oz・1/2ozがラインナップ。おおまかに3/8ozでは水深1mまでを、1/2ozでは水深2mまでを探るのに適したウェイト。
一方、スウェジーストロングは5/8oz・3/4ozがラインナップ。オリジナルモデルよりもより遠くに、そしてより深いレンジをサーチすることに適したモデル。具体的には5/8ozでは水深3mまでを、3/4ozでは水深4m以上を安定してトレースすることが可能に。
従来のヘビーウェイトスピナーベイトはウェイトがUPするとともにスピナーベイトのシルエット、ボリューム自体も同様に大きくなるものがほとんど。スウェジーストロングは泳ぎを安定させる低重心デザインヘッドなどの優れた点はそのまま、シルエット・ボリューム感をあえて変化させることなく、より深いレンジや遠投した先で同じ感覚でルアーを通してくることが可能に。
また、ダブルウィローモデルのためより浮き上がりにくく、夏のリザーバーではベイトと共にディープレンジに落ちた高活性な魚に、晩秋のターンオーバーではベイトを意識しつつもルアーのトレースレンジに非常なシビアな魚に効果的。
【スウェジーストロングは落として使う】黒田健史の使い方
まず考えたいのは「ヘビー」だと言うこと。つまり、”より深い所が引ける”ルアー。
黒田さんいわく、3/8oz.や1/2oz.のスピナーベイトに比べ、1~2mは深いところを引けるそう。
ただ、ここぞという時のテクニックとして”フォーリングベイト”のような使い方もオススメとのこと。
感覚ではラバージグに近いイメージのようなのですが、圧倒的にアピール力はコチラが上。
ヘッド重量があり、高回転型のブレードを搭載しているスウェジーストロングは特にカーブロールさせやすいルアー。
トレースしたいレンジまでルアーを沈める際にノーテンションで落とすのではなく、着水後素早くラインスラックをとり、ラインテンションを掛けながらブレードを回転させつつフォール。つまり、浅いところに落としてブレードの回転を感じながらゆっくり巻くことで、サスペンドしている魚やリトリーブレンジよりも浅いレンジにいた魚をバイトに持ち込むことが可能に。
出典:YouTubeチャンネル「SHIMANO TV公式チャンネル」
また、黒田さんによると3/8oz.や1/2oz.のスピナーベイトならMクラスのロッドを使用しているとのことなんですが、スウェジーストロングはルアー重量があるのでヘビーなモデル。ある程度ティップまで硬さのあるMHクラスのタックルが最適。
【タックル例】
ロッド:バンタム170H/エクスプライド172MH/ゾディアス172MH
リール:アンタレスシリーズ/メタニウムシリーズ/バンタムMGLシリーズ
ライン:フロロカーボン14~20lb