こんにちは!ジャクソンソルトテスターの菰田淳史(こもだあつし)です。
菰田 淳史(Atsushi Komoda ) プロフィール
今回紹介したいのは、私自身、開発に携わったアイテムで、ジャクソンから2020年・新しく発売された特殊ヘッド「クイックヘッド」と新型シャッドテールワーム「クイックシャッド」です。
この「クイックヘッド」と「クイックシャッド」は現在、別々で発売されているモノ(2020年10月にはセットものも登場予定)なんだけど、基本的にはセットで使うことを想定し開発したモノです。
ヒラメなどのフラットフィッシュをメインに、シーバスや太刀魚などに効果的な新型ヘッド&シャッドテールワームとなっています。
というわけで、この新作「クイックヘッド」と「クイックシャッド」を詳しく紹介したいと思います。
まずはジグヘッドから!
クイックヘッド【ジャクソン】
名前は[クイックヘッド]です。
大きな特長としましては、ラインアイを2つ設定し状況に応じ使い分けができるようにしてあります。
重心移動アイを使うと、浮き上がりやすくなるので、ボトム離れさせやすく遠浅サーフや中層から上層狙いで使用するのに便利。
また重心移動式なので、飛行姿勢も安定し通常より飛距離もアップします。
アクションはクイックシャッドとの組み合わせで、激しいロールアクションをみせてくれます。
固定アイを使うとレンジキープしやすいので、水深のあるエリアやボトムをキープさせたい時によく使用します。
タダ巻きでは軽いバイブレーションの様な動きも加わります。
また、竿を大きくあおるとダートアクションさせることもでき、色々な誘い方が可能です。
この2つのフックアイを使い分けることで素早く沢山の誘い方ができる! まさに「クイックなヘッド」となっています!
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
その他にもこだわりが沢山あります。1つ1つ特長をご紹介
ワーム固定軸の長さについてもかなりこだわりました。
固定軸をリアフックまで伸ばせばワームが固定されるため、飛行姿勢が崩れず必然的に飛距離は出ます。
しかし僕が第一にワームに求めるものは飛距離ではなく、ワーム本来の柔らかく自然のアクションを最大限に引き出すこと。このあそび幅の広さが自然なアクションを生み出しています。
サーフゲームでの使用を考えていますので、もちろん飛距離は出せた方がいいです。
そのため、アクションを殺さず飛行姿勢が崩れない極限の固定軸の長さとワームの柔らかさに調整しました。
また、こちらもネーミングの由来でもありますが、ワーム交換がとても簡単かつ迅速に可能です。
プレイヤーを使いリアフックを外さなくてはワーム交換が出来ないというのは非常に面倒です。
なのでリアフックを外さずワンタッチでワーム交換が出来る仕様にしました。
この言い方が正しいかわかりませんが、僕はワームは消耗品だと考えています。
サーフゲームではフグに噛られたり、ヒラメの鋭い歯で千切られたり、フグの多いエリアでは1投でワーム交換なんて事も珍しくありません。
休日や仕事前の貴重な時間で釣りをしているのにワーム交換が面倒だったり、変にケチってボロボロのワームを使用し続け、少ないチャンスをものにできない…なんて場面があればとても後悔します。
ワーム交換を現地で簡単に行えれば重たいジグヘッドを沢山持っていく必要もなく肩への負担も軽減すること間違いなしです! ※かなり大げさですが…笑
三角形の平面ボディーのため、激しいフラッシングを発生させジグヘッド本体でも魚へ強アピールが出来るようになっています。フラッシング+ワームアクションなんてはっきり言って反則レベルです!
単純に塗装の剥がれ防止の意味もありますが、水噛みを良くすることとフックアイの補強効果もあります。
個人的にガチャガチャした仕様は好きではないのでシンプルにフックアイは1つにしました。
フロント&リアフック取り付け用のリングが2個入るのに丁度いいアイの大きさに調整しました。
リアフックがテールに絡むリスクもなく、無駄な時間を作りません。
また、遠浅サーフでフロントフックが砂に噛んでしまう場合はリアフックのみの仕様もオススメです。
ジャクソン公式クイックヘッド詳細ページはこちら
次はワームについて!