毎年変化が著しい琵琶湖ですが、今年は昨年と比べて春からウィードが多く、勿論、そのウィードを意識しながらの釣りを展開する事となっている状況。
さらに夏に近づくに連れ、もちろんそのウィードは成長していきます。これからも日々その成長を意識しながらの釣りとなっていきます。
ウィードの釣りにPEライン
ウィードを絡めた釣りで必要となってくるのが、PEというラインの存在。
ウィード×PEとなると、一般的にはフリップやパンチングといった、ウィードの中にウエイトの有るジグやワームを入れて喰わすイメージがあると思います。
しかし、今回紹介させて頂くのはその逆。かなり軽いルアーをロングキャストする為に、さらにロングキャストした先でヒットする50UPを捕る為に「PEライン」を使用するという捉え方。
近年、琵琶湖ではブルーギルの数が激減しており、バスが捕食するターゲットもエビ類は変わりませんが、コアユやハス、そしてワカサギといった回遊性の強いベイトに依存せざると得ない状況となってきました。
そうなると、マッチザベイトで3~4インチのワームを「ノーシンカー」や「ネイルシンカーを入れたネイルリグ」でロングキャストしてI字、またはウィードの際を狙うといった釣り方にバイトが多発する事となっております。
自分の琵琶湖ガイドでは、ゲットネットのジャスターフィッシュ3.5に1g前後のネイルシンカーを入れて、各レンジを探っていくという釣り方が、日々手堅く釣れています。おそらくこれから夏から秋にかけて、さらに手堅く釣れると期待しております。
この釣り方で欠かせない、また今年からこの釣り方を支える最強の武器となるのが、サンラインの「シューター・デファイアー D-Braid」というPEライン。
サンライン公式「シューター・デファイアー D-Braid」詳細ページはこちら
サンライン公式「シューター・デファイアー D-Leader」詳細ページはこちら
このD―BRAIDは、元々スピニングに特化したPEラインで従来とは異なる製法で作られており、まさにバス釣りの為のPEライン。かなり使いやすく、今までみたいにソルトのPEを流用しなくて良くなりました。
通常、PEラインはポリエチレン製の原糸が4本、または8本撚り合わさったものですが、このD-BRAIDに関しては、高比重繊維となる芯が入っており、それを4本の原糸で撚る構造になっています。なので、ナイロンに近い比重となっており、通常のPEと比べて水への馴染みはかなり良くなっており、ボトムの釣りにおいても使いやすくなっています。
さらに、芯があるおかげで「適度な張り」があり、色んなライトリグが扱いやすくなっているんですが、巻きグセが付きにくい「しなやかさ」とのバランスを両立している辺りがこのD-BRAIDの凄いところ。
PEに合わせて、D-Leaderという専用リーダーもリリースされているので、これからPEを試してみたいと気になっておられるアングラーには、まずはこのD-BRAIDとD-Leaderをセットで、是非試してほしいと思います。
またこれから琵琶湖に来られる方は、マストでこのセットのご用意をよろしくお願いいたします。