アイマの名作ルアーである「コモモ」と「サスケ」、その両者のイイトコドリをしたシーバス用ミノーとして昨年、2016年9月に発売された「コスケ110F」。
出典:ima
コスケ110Fは、11cmのボディからは想像できないサイズ以上の高い飛距離を生み出し、コレまで以上の広範囲をカバーできるようになった。それだけでなく、潜行深度もサスケとコモモの中間的なレンジで、サスケ120 裂波が70~90cm、コモモSF-125が0~30cmなのに対し、40~80cmとミッドシャローレンジをトレースすることが可能。独特な形状のフットボール型リップにより、釣れる流れを把握することに長けたルアーと言えるだろう。
そんなアイマの新スタンダードとなったコスケに新たなサイズが登場する。それがこの「コスケ85F」だ。
出典:ima
コスケ85Fは、コスケ110Fのダウンサイジングモデルではあるものの、小型プラグにありがちなデメリットを排除した小型プラグらしくない小型プラグ。85mm・11.5gというコンパクト設計ながら、オリジナルモデルゆずりの圧倒的な飛距離の継承はもちろん、ランカークラスとのファイトにも動じない#4番フック(110Fと同様)を標準装備するなど、要所において一般的な小型プラグ以上のスペックを有している。
4月20日にリリースとなっているので、すでに手に入れた方も多いことだろう。小さなシルエットで広範囲をサーチ可能というだけで、かなりのメリットを感じるのは筆者だけではないはず。
コンパクト設計ながらオリジナルモデルの特長を継承したコスケ85F。さながらシーバスミノー界の小さな巨人的といったところだろうか。オリジナルゆずりの高い性能をぜひ試してみたいところだ