リアルにベイトフィッシュをイミテート。
その集魚力からチェイスを目視できたり、バイトの瞬間を見ることができたり。
スイムベイト系ルアーが面白くなってくる季節が到来!
というわけで、今回はシマノのバンタムシリーズから注目の”超小型の新作スイムベイト”をご紹介。
バンタム Btベイト 99SS【シマノ】
サイズ | ウエイト | タイプ | 本体価格 |
99mm | 7g | スローシンキング | 2,600円 |
シマノ公式「バンタム Btベイト 99SS」詳細ページはこちら
ハイプレッシャー化するフィールドで何とかして魚に口を使わせるために開発されたルアーが「バンタム Btベイト 99SS」。
”寄せる力”、”魅せる力”、”喰わせる力”の3つの力を備え持つルアー。
マイクロスイムベイティング専用ロッドの「バンタム274L-SB」と組み合わすことで、彼方のピンスポットまで飛ばすことができ、繊細にモンスターを誘って獲ることが可能です。
特長
バスが好むベイトの種類は、”頭を振って泳ぐベイト”と、”頭を振らずに泳ぐベイト”の2種。
頭を振らずに泳ぐベイトを好むバスには、I字系ルアーの”シジル”が有効。頭を振って泳ぐベイトを好むバスに対応するルアーが今回ご紹介する「バンタム Btベイト 99SS」です。
出典:シマノ公式「バンタム Btベイト 99SS」詳細ページ
「バンタム Btベイト 99SS」はフィネスな要素を持ちながら、効率よくバスを探し出してきてくれるスイムベイト。
フィネスワームを使って点で攻めるエリアを主に狙い、効率よく線で引くイメージでタダ巻きするという使い方が効果的です。
基本コンセプトは、マッチザベイトのフィネススイムベイト。ルアーの波動は相対的に見ると弱い部類ですが、バスをストライクさせる確率はハードプラグでありながら、かなりの高さを誇るとのこと。
ですので、フィネスワームを投入せず、「バンタム Btベイト 99SS」を使った線の釣りで通したほうが効率も良く、広いエリアをフィネスワームと同等の効果で探っていけるということです。
これで喰わなかったら移動するというくらいでテンポよく探れるのがメリット。「ハードプラグで喰わないバス」をハードプラグで喰わすことができるルアーとなっております。
「バンタム Btベイト 99SS」は主にアユやワカサギなど、バスが最も好むサイズ感のマッチザベイトとして設計されているため、ビッグレイク、リザーバー、河川、野池など…、全国のあらゆるフィールドで活躍します。
また、アユやワカサギの有無、エリアを問わず、「バスのスイッチが入る」サイズ感になっている為、バスが生息しているエリアでは幅広く活躍します。
使う季節やタイミングは、バスが水面までベイトを追う時期ならいつでもOK。
タダ巻きで水面直下5cmから30cmくらいを泳ぐようにデザインされており、アフタースポーンの時期から晩秋まで、冬場以外は全て活躍するとのこと。
基本はタダ巻きでOK。巻くスピードは速すぎず遅すぎず、ミディアムリトリーブぐらいがベスト。
また、バイトするタイミングは着水直後からピックアップ寸前まで、どこでも可能性があります。
魚がいそうなストラクチャーやピンポイントを通すときにポーズさせたり、ハンドル1回転ぐらいグリッと巻いてからポーズを入れるのも効果的。
また、軽くトゥイッチで首振りさせるのも有効とのこと。
フローティングタイプのジジルは鉛を貼ったりしてチューニングを必要とするシチュエーションが存在しましたが、「バンタム Btベイト 99SS」はスローシンキングタイプになっているため、基本的にチューニングする必要は無く、パッケージから出してすぐに喰う層を通すことができます。
異例な場合として、水深のあるエリアで魚探をかけている時に、中層にベイトとバスも居て、その層でしか喰わせれないという時は、背中にマーカーシールを貼るといったチューニングがオススメです。
ルアーがどの場所で動いているか、遠目からでも確認できるようにする工夫は、チェイスを確認する意味でもとても有効。
「頭を振って泳ぐベイト」を演出する「バンタム Btベイト 99SS」は、I字系より波動が出るため、アクションも分かりやすくてフィネスでありながら十分に魚を寄せる力があります。
しかし喰わないときもあり、その場合は「頭を振って泳ぐベイト」を嫌っている可能性があるので、”ジジル”に替えることがオススメ。
また、対照的にもっとパワーの強いルアーとローテーションさせるのも効果的。
パワーの強いビッグベイトやスイムベイトから入れてみて、それで喰わないときに「バンタム Btベイト 99SS」にローテーションするというのも有効です。
「バンタム Btベイト 99SS」はスイムベイト的な要素が多いプラグということで、1日を通したゲームの中で使用するカラーパターンは最低でも2パターン必要とのこと。
リアル&マッチ・ザ・ベイト系の、”キョウリンワカサギ”や、”キョウリンハス”、”ギザーシャッド”、”ゴールドシャイナ”などの「キョウリンカラーシリーズ」。
それに、ホワイト系・ピンク系やゴーストアユなどの「膨張系カラーシリーズ」。
この2色のカラーパターンのローテーションが必須だそうです。
また、濁りの発生具合によってはチャート系(チャートホワイト・マットタイガー)が、シラウオパターンなどの時はクリア系(クリアシラウオ・クリアワカサギ)も効果的。
出典:シマノ公式「バンタム Btベイト 99SS」詳細ページ
基本パターン1
ロッド:Bantam 274L-SB
リール:ステラC3000XG
ライン:フロロカーボン4Lb
基本パターン2
ロッド:Bantam 274L-SB
リール:ステラC3000XG
ライン:PE0.8号
リーダー:フロロカーボン10Lb
デカバス用
ロッド:Bantam 274M
リール:ステラC3000XG
ライン:PE0.8~1号
リーダー:フロロカーボン10~14Lb
ディテール詳細
では、ディテールに注目していきましょう!
テール部には抵抗の少ないストレート形状を採用。ボディの振り幅が大きくなるように設計され、追従してきた魚からルアーのシルエットが見切られにくいアクションになっています。
キャスト時にはボディが屈曲することで飛行姿勢が安定し、逆風でも優れた飛距離を実現します。
テール形状は上下対称デザインになっていますので、挿入向きを気にすることなく使用することができます。(※長時間保管する場合は、テールを取り外して保管してください。※他のワーム素材と接触させての保管は避けてください。)
出典:シマノ公式「バンタム Btベイト 99SS」詳細ページ