「獲れなかった魚が獲れるようになる」。
それは釣り人なら誰もが目指すものであり、技術の向上や新しいテクニック、新しい機能を持つルアーの登場などで、もたらされるんじゃないかと。もちろんその日の運や天候などの要因にも左右されますが。
今までになかったロッドを使う…という選択肢もあるのではないでしょうか。
さて、ここにあるのは今までのラインナップになかった新しいロッド。
GLADIATOT MAXIMUM GX-67MHC-ST【THE BISHOP】、GLADIATOR Anti GA-72HC【King Heavy】。
RAID JAPANさんから、2020年6月12日に発売される新作ロッド2機種。
以前【レイドジャパン開発よもやま話】で開発秘話に触れましたが…
今回はどんな釣りに対応しているのか?どんなルアー・ワーム・リグが使えるのか?…を、さらに深堀りしてみようと。
GLADIATOT MAXIMUM GX-67MHC-ST【THE BISHOP】
まずは、GLADIATOT MAXIMUM GX-67MHC-ST 【THE BISHOP】。
●ITEM:GLADIATOR MAXIMUM GX-67MHC-ST 【THE BISHOP】
●パワー:ミディアムヘビー
●適合ルアー:MAX 1/2oz.
●適合ライン:MAX 16lb.
●自重:118g
●GRIP長さ:230mm ※リールシート後部からエンドまで
「THE BISHOP」は、対近距離戦に特化した撃ち物スペシャリティー。
ソリッドティップに強靭なベリー&バットを組み合わせた超エクストラファーストテーパーのブランクスは、中~軽量リグを目標に対し正確無比に送り込み、極めて精密に仕掛けながらも、掛けた魚を瞬時にカバーから引きはがすバットパワーを有した1本。
一見、汎用性の少なそうな極端なテーパーでありながら、ヘビダン・フリーリグ・ライトテキサス(瞬テキ)・軽量バックスライドワーム・ヘビーネコリグ等幅広いワーミングに対応。特にエグ弾タイプカバー&レベルなど撃ち物系スモラバとの相性は抜群。
パワーフィネス+PEが通用しないハードストラクチャーでの「吊るし」においても、緻密な釣りのリズムを崩すことなくスペシャルな威力を発揮します。
こちらも岡さんに…。
・ファンタスティック 4.8inch(ノーシンカーリグ、ネイルリグ)
・ファットウィップ3inch(俊テキ/シンカーウエイト3g前後)
・バトルホッグ3.3inch&3.8inch、ビッグ2WAY、エグチャンク3.5inch(テキサスリグ、リーダーレスダウンショット、フリーリグ、RYUGIフットボールヘッド/シンカーウエイト2.6g~7g前後)
・ファットウィップ5inch(ネコリグ/シンカーウエイト1.3g~3g前後)
・エグダマタイプカバー(3.5g/4.5g/5.5g)+バトルホッグ2.6inch等
・エグダマタイプレベル(3.5g/4.5g)+バトルホッグ2.6inch等
・レベルバイブ、レベルバイブブースト7g&9g
とにかくワーミングの釣りを主体として、足元での吊るし系の釣りをはじめ、近距離のカバーを精度を高く撃つ事が可能。
狙ったポイントに1発でキャストを決めないと釣れない事がある今の時代…キャスト精度が求められるオカッパリの近距離戦でこそ、ビショップが生きてくるシチュエーションが多くなってきます。
強靭なブランクス(バット~ベリー)と、30t高弾性ソリッドTIPの組み合わせは、小石1個1個やウィード1本1本を感じ取れるほどの感度を持ち、ショートバイトが多発するようなタフコンディションでは、バスがワームを吐き出す前に手首を返すようなショートストロークで、素早くフッキングを決める事ができるというのもビショップの特長。