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【これからの時期に】雨後の濁りで効果的な釣り方&ルアーを水野浩聡が解説!

連載:水野浩聡のOne more fish
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皆さんこんにちは! 緊急事態宣言も地域によっては解除され、釣り場にもアングラーさんが戻ってきたり。

また、フィールドごとでも要請されていた自粛が解除されていくなど少しずつですが、本来の動きに戻ってきていますね。

しかし、まだ解除されていない地域もありますので、少しでも早く元の生活が送れる日が訪れるのを望んでいます。

 

ポストスポーン真っ最中?

さて、バスフィッシングの話はというと、現在はポストスポーン真っ只中の場所が多いのでは? と思います。

ここのトコロまとまった雨も周期的に降っているので、フィールドの水位もシッカリあり、流入してくる水もあって、魚の状態は決して悪くはないのかな? と予想しています。

今回も去年の写真を引っ張ってきましたが、生まれたてのバスの稚魚(フライ)がいたり、産卵で体力を使ったメスがシェードに浮いていたりするなどしている頃でしょう。

フライ写真

 

まとまった雨はメリットだけではない

先述したように、まとまった雨が降るというのは、たしかにメリットも存在するのですが、実はデメリットもあるんです。

それは水温の低下です。産卵前後のバスは水温変動に非常に敏感で、特に産卵を終えたメスに関しては、水温低下をかなり嫌ってあまり横移動しなくなったり、フィーディング(捕食行動)をしなくなったりします。

一気に雨が降ることで水位は増水し、シャローの冠水カバーがいかにもおいしそう! ってなったりしますが、その雨が水温低下を意味していると、そこにはコイやフナばかりで、バスがほとんど入っていない…、といったケースがよく起こるんですね。

 

水温低下の対処法

もし、雨の後にフィールドに行って、シャローがコイやフナばかりだったとしたら、その一段下を狙ったり、水温が上がるタイミングに人間もシャローに入っていくといったような戦略が必要になる場面もしばしばあります。

この時期の質の良い雨というのは人間からすると、少し不快に感じるかもしれませんが、ムシムシした蒸し暑い日の雨。

こういった質の雨はバスの活性を上げてくれ、トップウォーターなどが有効になるくらいベストな雨といえますね。

 

雨で濁りが入った時に有効なルアーをご紹介

また、まとまった雨で発生する濁りも大きなポイント!

一気に視界が悪くなるのでボリューム感をもたせたものや、ルアーの動きが大きく強いものが効果的になります。

 

むしろ、そういったタイプのルアーじゃないと濁りの中でバスに見つけてもらいにくい…。と言った方が良いかもしれません。

もし、質の良い雨で増水し、濁りも加わった場所であれば、「ブレイクブレード」【ジャッカル】のような波動の強いブレーデッドベイトや、「マッシュボブSR」【ジャッカル】などのクランクベイトをサーチで使用していきます。

 

ブレイクブレード

Name Weight Price
Break Blade 3/16 3/16oz ¥1,110(本体価格)
Break Blade 1/4 1/4oz ¥1,110(本体価格)
Break Blade 3/8 3/8oz ¥1,210(本体価格)
Break Blade 1/2 1/2oz ¥1,210(本体価格)

ジャッカル公式「ブレイクブレード」詳細ページはこちら

 

マッシュボブSR

Name Length Weight Type Hook Size Price
MUSHBOB 50SR 50mm 9.0g Floating ST36MF#6 ¥1,500(本体価格)

ジャッカル公式「マッシュボブSR」詳細ページはこちら

 

巻き物でカバーできない、ゴージャスなブッシュやストラクチャーには「チャンクロー3.5in」のテキサスリグなどを投入していくことが多く、これらのルアーも僕の中では特にこういった状況下では鉄板とも呼べるルアーだったりします。

 

チャンクロー

Name Length Quantity 推奨フックサイズ Price
CHUNKCRAW 3.5″ 3.5inch 6本入 オフセット#1/0・#2/0 ¥760(本体価格)

ジャッカル公式「チャンクロー」詳細ページはこちら

 

ブレイクブレード」も「マッシュボブ」も、比較的水をよく動かしてくれるタイプのルアーで、濁った局面では出番が多いです。

そして、カバーに当てながら使うことができるのも、セレクトする大きな理由だったりもしますね。

そして、チャンクロー3.5inに関しては、僕は基本的に年中使うことが多いワームではあるんですが、大きな2つのアームがしっかりとアクションをしてくれ、アクション時だけでなくフォール中にも自発的に動いて誘ってくれるので、とにかく魚に見つけやすいワームです。

これから梅雨にかけては雨とうまく付き合っていかなければならないので、その雨の質とそれにマッチしたルアーというのを意識してみてくださいね!

 

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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