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【狙う所を決めて魚探をかける】下物浚渫エリアを狙うのに重要な3つのキーポイントとは!

連載:永野総一朗「たまらんばいスポット大捜査」
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まだまだ自粛ムードが続く琵琶湖周辺。

しかし5月11日をもって滋賀県に関しては、規制緩和が行われ、「STAY HOME」から「STAY HOME TOWN」となりました。

地元であれば感染対策を十分に行った上での外出はOKとのこと。

イベントなどでも、50人以下の小規模イベントに関しては徐々にGOサインがでるなど、ガチガチで家での缶詰状態から少しづつ回復しつつあります。

地域によってはまだまだ厳戒態勢が続いているところもありますが、これを皮切りに規制が緩くなることを願うばかりです。

さて、ぼちぼちとフィールドと向き合うわけですが、今回のたまらんばいスポットもエリア攻略のお話! 言わずと知れた迷宮下物!

そんな無限浚渫エリアのアプローチ方法についてお話していきます。

永野総一朗 Nagano Soichiro プロフィール

思い出に残る楽しいガイドサービスをモットーに連日出撃中の人気プロガイド「たまらんばい永野」とは彼のこと!! 巻きから繊細な食わせまで幅広く柔軟にこなす人物で、ご存知「高菜漬け」も好評発売中!!  1988年2月生まれ、滋賀で頑張る福岡県人!

 

下物浚渫エリアとは?

一般的には烏丸半島~葉山川沖の縦の範囲で、真ん中のチャンネルラインより東岸側一帯を下物浚渫エリアと呼び、埋め立てに使う土採取や水質改善の為の掘り返しにより、昔から浚渫船が穴掘っているエリア。

一説では288か所の浚渫跡(穴)があると言われています。気が遠くなりそうな数字ですよね。

スタッガースティック3.3inの1.3gジグヘッド(58cm.3200g)

 

私自身も琵琶湖にボートを出だしてから13年になりますが、今だに下物浚渫エリアは未知な所が多く残るエリアです。

しかし、ずっと湖に出ているとなんとなくアプローチ方法にキーがあることはわかってきました。

そんな、この時期の浚渫エリアを釣るにあたって重要となる3つのポイントがあります。

 

①狙うところを決めて魚探をかける

まず1つ目は、”狙うところを決めて魚探をかける”。

これは時期問わずですが、下物を魚探かけする上で最も大事なことの1つ。

スタッガーワイドホッグ3.3inのフリーリグ

 

「良さそうなところが映って見つかったら釣りをしよう」なんて曖昧な感覚だと、はっきり言って全部釣れそうに見えてしまうのが迷宮下物。

魚探をかければかけるほど、どこで釣りをしたら良いかを見失ってしまいます。

そこで必ず狙うところを限定して、場所を探します。例えば、「2mより浅く、ウィードが残っている山」、「6mより深い穴」、「5mより深いところに残っているウィード」など、具体的に数字やシチュエーションを1つ、事前に決めておいてそれだけを探していく方法。

それ以外は切り捨てます。それ以外の場所が気になると終わりがないので、自分で狙う所を事前に限定して探していくと迷わず魚探かけができると思います。

最近の魚探には湖沼図がデータとして入っている(入れられる)モノも沢山あるので、そのマップの中でも何か基準を決めて狙っていくのが良いと思います。

 

②丸形のハンプより台形のハンプ

次に大事なのが”丸形のハンプより台形のハンプ”。

これは特にスポーニングが絡む時期に有効ですが、こんもり盛り上がった丸い山より、フラットな台形型の堀残しの方が魚が多いです。それはもう、圧倒的です。

丸形のハンプ

台形ハンプ

 

同じ堀残し、同じハードボトムでも上にフラットのあるハンプを探して狙いましょう。

ハンプの規模が小さければボートを止めて狙い、ハンプの規模が大きければその上を流して釣っていきます。

今の時期であれば、流すのはハイドアップのシリーズですと、「スタッガーワイドツインテール2.7in」のライトキャロや「スタッガースティック3.3in」の1.3gジグヘッドなど。

 

スタッガーワイドツインテール2.7in

数量 カラー 本体価格
6本入り 14色 850円

 

スタッガースティック3.3in

数量 カラー 本体価格
8本入り 10色 800円

ハイドアップ公式「スタッガーワイドツインテール2.7in/スタッガースティック3.3in」詳細ページ

 

また、点で狙う場合は「スタッガーワイドホッグ3.3in」の7gフリーリグでじっくりユスリングで狙うのも効果的。

数量 カラー 本体価格
6本入り 14色 850円

ハイドアップ公式「スタッガーワイドホッグ3.3in」詳細ページはこちら

 

 

③濁りのあるエリア

最後に紹介する重要なポイント、それは”濁りのあるエリア”。

これは浚渫に限った話ではありませんが、同じ浚渫エリアや同じような条件のハンプでも、クリアな所より濁りのある所がやはり騙しやすくて釣れやすいです。

 

今でいえば葉山川の沖にオイルフェンスがあり、工事をしている関係で葉山川~志那漁港周辺には濁りがあるかもしれません。

トップウォーターで釣れるようになってくれば、気にしなくて良いのですが(むしろクリアが良いかも)、ボトムの釣りをする場合は、圧倒的に濁りのあるエリアが吉と出ます。

バスは濁りと共に差してくる、なんて言われますし実際にそう感じています。

 

ぜひ、釣りにいけるようになれば上の3つを意識しながら下物浚渫エリアと向き合ってみてください!

以上たまらんばい永野のたまらんばいスポットでした!

 

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