夢のフィールド。魅力的なトカラとパラオの遠征釣行を振り返ります
外出を控える日々。今回も過去の釣行をもとにレポートします!
みなさん、ゴールデンウィークはどうお過ごしでしたでしょうか?
ステイホーム週間ということで異例のGWになった2020年。釣り場の閉鎖も多くなってきたというニュースを見かけることも増えました。
私自身もここ1カ月、魚を釣っていませんが、こんなに釣りをしていない期間が長いのもいつぶりでしょうかね。GWは自宅でテントを張り、庭キャンプしたり、ウォーキングを毎日欠かさず行ったりと、外出を控えた休日が続きました。
緊急事態宣言が延期され、まだまだ我慢の時が続きます。1つ気になるのが関東で最近地震が多発していること。今、直下型の地震や東海トラフの大地震が起きたら大変です。もしもの事に備え、準備や対策をしておくことが重要ではないでしょうか。これ以上何もないことを祈りつつ、事態が早く収束し、また自由に釣りに行きたいですね!
そんなわけで釣りを自粛している日々が続いていますので、釣行ネタが正直ありません。今回も前回と同様、過去の釣果をもとに記事を書いてみようかと思います。
昨年のトカラ(吐噶喇)列島とパラオの釣行です。今年もトカラと小笠原に行こうと考えていましたが、あえなくコロナで断念。毎年行く価値はありますので、ぜひ今後の参考にして頂ければと思います!
鹿児島から出船。船中一泊二日のトカラ釣行編
トカラへは鹿児島市内から出船しているレッドフォースさんに今回お世話になりましたよ。ロッドなどの荷物はあらかじめ船長に送ったのですが、今回のメインタックルはモバイルロッド。コンパクトに梱包出来るので、配達料金も低料金で押さえることが出来ました。
船中泊の一泊二日の釣行。屋久島を越え、口之島の北部が最初のポイントです。片道の航程は約6時間ですが前日の夜に出船するので朝、目が覚めたらポイントに着いていますので、体に負荷が少なくラクラク釣行。トカラは昨年で2回目、前回10㎏オーバーのカンパチを獲ったので、今回はそれを上回るサイズの魚が目標でした。
トカラは速い潮で有名ですが、最初のポイントではジグを落としても真下に落ちていく状況。どうやら潮が動いていないようです。少しでも潮が動いているポイントに船長が走り回ってくれました。
少しでも大型の魚を掛けて、3ピースのロッドをぶち曲げたい!そういう気持ちが大きかったトカラ釣行。ポイントによっては良型のスマガツオとハガツオが頻繁にスキッドジグにアタックしてくれました。この時期はとても美味しい魚です。
後半、鳥山も発生し10Kg近いキハダマグロの数釣りが楽しめました。持ち込んだモバイルⅢのジギングロッドは、このサイズではまだまだ余裕。初日もっとロッドを絞り込めるサイズの魚が出なかったのが心残りでした。夕マヅメは、同船者がムロアジの泳がせで特大のアオチビキをヒット。ですが残念ながら途中シャークアタックに。その後、口之島で停泊し二日目に期待を賭けました。
2日目の朝、島周りでキャスティングからスタート。初日もキャスティングでカツオが釣れましたが、2日目はメーターオーバーのオキサワラが同行したアングラーにヒットしたり、同船者にバショウカジキが朝からヒットしたり。バショウカジキは残念ながらラインブレイクしましたが、大型のサーフェイスゲームで盛り上がりました。
オフショアキャスティングのモバイルⅢのプロトタイプも今回持ち込んでいたので良いテストに。海が凪いでいたのも朝だけで北上していくと同時に海が時化てきました。波も出て非常に釣りづらい状況で、船長判断で早々に佐多岬へ移動。
佐多岬のポイントに到着するも、最近調子の良かったカンパチのバイトも少なく、ここ数日の水温低下か緩い潮のせいか残念ながら船中パッとしませんでした。ただ同船者が何もする術もなく走られラインブレイクするなど、大型の夢があるのがトカラの魅力。
トカラに行けば簡単に釣れるほど甘くはありませんが、状況が良い時は高確立でモンスターがヒットしてきます。近場で夢のあるフィールドですので是非一度はチャレンジして頂きたいフィールドの1つです。