はじめまして! HIDEUPの森です。
ホームグランドは琵琶湖。ワイドを使ったパワーフィッシングが身上です。
「スタッガーワイド 一心不乱」と題しまして、使い方やキモなどをご紹介したいと思います。
今回は…スタッガーワイドについて、深〜くご紹介していきたいと思います。
かなりボリュームのある内容になりますが、スタッガーワイドが爆発するこれからの季節に少しでもお役立て頂ければと思います。
森 悟司(Mori Satoshi) プロフィール
第1章:スタッガーワイドとの出会い
出会いは…十数年前になります。
当時の琵琶湖はジグ全盛期。時期は…丁度、5月のGW終盤だったと記憶しています。
バスの状態としては、プリやアフターが入り混じる状態。誰もがフットボールジグにクロー系ワームをバシバシやっていた時代でした。私もその一人で、浜大津エリアジグでバシバシやっていました。
その日は、偶然にも秀雄さんと、ワイド師範である重行さんとお会いし、湖上でボートを並べて釣りをすることに。
釣れへんな…そんな状況の中、重行さんが、変な形のワームを変なリグ(これが後にワイドのショートヘビダンであると認識する)を投げられました。
内心”変な形のワームやな…あれで釣れるんか?”が正直な気持ちでした。
しかし次の瞬間、衝撃が走る…
変なワームのバランスの悪いリグを使っておられた重行さんのロッドがブチ曲がり!!
ウソやろ!?
しかも…60近い奴。
そして、また秀雄さんのボートで、ロッドがブチ曲がってる…またまた60近い奴。
ジグを投げまくっていた僕たちには、全くアタリもなし。
ボート一台分しか離れていないエリアで、変な形のワームの独擅場は止まらず、50後半クラスが短時間に5〜6本…僕たちは、その光景をただ見続けるだけ。
浜大津は得意とするエリア。ピンスポットではないはずなのに…。
そんな光景を目の当たりにして、変なワームの存在を初めて知ることに。そのワームの名前が…「スタッガーワイド」。
衝撃的なスタッガーワイドとの出会いにより、今後の僕の釣り人生は大きく変わることに。
第2章 スタッガーワイドの歴史
衝撃的な出会いから数日。
あの光景が忘れられず、スタッガーワイドの虜になった僕はワイドを探し回りました。今ではあり得ませんが…ワゴンセールになっているお店さえある状況。
皆んな、これ知らんの!?
勿論、釣り仲間にも…”何それ? 変な形のワームやな。そんなんで釣れるん?”と、いわれる始末。
しかし、超船団でも爆発するワイドが、爆発することを体験した仲間たちがワイド中毒になるにはそう時間はかかりませんでした…。
まだ誰もが、ギル型ワームの存在を知らない時代に、この世にギル型ワームとして初めてデビューしたのが、スタッガーワイドなんです。
スタッガーワイドは、ギル型ワームの元祖であり、ギル型ワームのムーブメントを起こしました。
知らない方もおられるかと思いますが、スタッガーワイドがギル型ワームの流れを作ったのは間違いのない事実であり、ギル型ワームの元祖なんです!
誰もがデカいバスを手にできることができる唯一のワームとして、徐々に認知度は上がっていき、今ではワイドを元にしたギル型ワームが各社からリリースされています。
ここ数年のギル型ワームブームの元になっているのが、スタッガーワイド。
元祖には…後発にはマネできないオリジナリティがあるのも事実。だからこそ、デビューから十数年経っても変わらず釣果を叩き出す威力を秘めているのです!
これまでも、自身の記録である65の10ポンドオーバーをはじめ、怒涛の55オーバー15連発と…数々の歴史をワイドと共に歩んできました。
雨の日も風の日も…ワイド 一心不乱。
スタッガーワイドシリーズとしてリリースされているのは…
・スタッガーワイド
・スタッガーワイドツインテール
・スタッガーワイドホグ
…の、3種類。
5インチ(ワイドのみ)~1.2インチまで幅広いサイズ展開で琵琶湖だけでなく、様々なフィールドで使って頂ける無敵のラインナップになっています!