具体的なユスリングのやり方
まず道具ですが、練習するならまずはライトテキスからが良いかと思います。
ライトテキサスのタックルは、M~MHアクションロッドに12~14lb程度のフロロが巻いてあればOK。
使用するワームは3.5gのテキサスシンカーをセットしたスタッガーオリジナル4inchなど、4インチ前後のワームがオススメ。
それではやり方ですが、まずはフルキャストします。
琵琶湖南湖の水深は平均が3.5m前後なんですが、着水後15秒~20秒ほど放置。しっかりボトムを取り、その上でラインも少し沈めてあげるイメージです。ラインも沈めることがポイントで、よりリグがボトムを這いやすくなります。
放置したらラインスラックをゆっくり巻き取り、ロッドティップをルアーの方へ向けます。ラインとロッドの角度が180度ですね。一直線です。
ここから、ロッドを横にゆすりながら捌いていき、最終的にはロッドとラインの角度が90度になるところがゴールです。
リズムは「トントントントンヒノノニトン」がとりあえず基本。
ロッドを20~30㎝振りながら、ラインスラックを軽く叩いてユスリます。ポーズは1.2秒ほど。これを、ロッドとラインの角度が90度になるまでハンドルを絶対に巻かないようにして「最低4セット」。
1回のストロークで、5セット6セットやる分はより丁寧なのでアリですよ。
動かし方が荒いと、1~2セットで、すぐにロッドとラインの角度が90度になってしまいます。ある程度繊細に、丁寧に動かさないと、90度間でハンドルを巻かずに4セット以上のユスリはできなくなっています。
90度動かしたら、再びラインスラックを取って、ロッドとラインを一直線(180度と)とし再度ユスリングを繰り返していきます。
とにかく丁寧に、ルアーがボトムから浮かないように、ロッドティップを曲げないように気を付けて引いていきます。
5回ユスリの後はラインを張った側で止めること。この時に毎回何かに引っかかっていないか、アタリが出ていないかを確認しています。
狙いは、春のハードボトムやウィードの新芽、地形変化(ミオ筋各所)、秋冬の浚渫ディープ、沈みもの周りなど濃いウィードの上以外であれば、だいたいどこでも応用可能で、マスターすれば女性の方でもボコボコと!
スタッガーオリジナルのテキサスはもちろん、スタッガースティックのジグヘッド、スタッガークローのフリーリグまで、釣りの強弱問わず、ボトムを這わせるなら、どんなリグでも対応できるユスリング!
これは、ぜひマスターしていただきたいアクションです。