山田ヒロヒトのオカッパリ・エギング重点講座「底どり徹底解説」
日中に効率的に「底どり」する方法
まず、日中の「底どり」に関してですが…。
日中に関してはラインが見えるので、ラインの動きを注視するのがオススメです。
一般的な底どり確認方法としては、PEラインと海水面との接点を見て、エギが沈んでいる間、その接点が沖に動いていき、それが止まった時が底と判断することができると思います。
もし、この方法で分かりにくい場合は、水面にPEラインで輪を作ったり、下図のように余分のラインを出して、その輪が解けていく様子を見れば分かりやすいと思います。
この方法は、潮が速い場合や、水深がある場合、またティップランやボートの釣りなど、様々なケースでもある程度、底が分かる方法です。
あとは、リールから出ているPEラインを指で押さえて確認しながら、ラインを出していって、「底どり」を行うことも有効的です。
以上が、ラインを利用しながら、日中に「底どり」を把握する方法です。日中はあくまで目でPEライン全体を見ることができますので、まだ着底は把握できやすいとは思います、
夜の「底どり」の具体的な方法
では続いて、夜の「底どり」の具体的な方法をご説明します!
夜中は、ラインの動きが、日中ほど確認しやすくないので、やや難しいですが…、ちょっとしたコツを動画で説明したので、まずは動画をご覧ください。
4:42~ 再生ボタンをそのまま押してもらえると、夜の「底どり」解説がスタートします。
この動画で紹介した方法ですが、日中の部分でも少し触れましたが、リールから出ているラインのタワミで着底を判断する方法がオススメです。
足場が低かったり、風もそれほどなければ、この手元でのラインのタワミで着底を感じ取ることが、割りと「底どり」がしやすいかと思います
次に足場が高くて、ラインを上手くタワマせることができない場合もあると思います。それについても動画でご覧ください
8:15~の動画をチェック!
動画で解説している通り、足場が高い場合はラインのタワミをロッドティップで感じ取る方法が有効です
キャストした後のファーストフォールは、できるだけ遠くで着底させたい思いもあるので、できるだけタインテンションをかけないで感じ取ることが大切です。この時に、繊細なロッドティップが非常に助かるのです。
なお、周りで釣りをしている人がいる場合はライトを気にする人も多いかと思うので、なるべくロッドティップを揺らしながら、ラインが張られるのを確認する方法がイイです。
もしやるにしても最初の底どりの確認くらいにしておくと、いらぬトラブルを避けることができるので、その辺りは、ぜひ気をつけてもらえれば嬉しいです。
以上、私が現場で実践している「底どり」についてご説明させていただきました。
「底どり」に関するモヤっとした部分を解消できた! 人が少しでもいたら幸いです。