【釣りに行けない日々の過ごし方】家で実践!レオン(加来 匠)の釣りに関する勉強法とは。
いやはや、コロナウィルスのせいで世の中大変な事態となっておりますね…。
そして僕の住む広島もついに外出自粛宣言が出されてしまいました。でも、だからといって嘆いていても仕方が有りません。
こういう時こそピンチをチャンスに変えるような発想力が必要です。
ということで今回は「お勉強の薦め」です。普段はとにかく魚が釣りたいあまりに、キャストの練習や、ルアーのリグ方や、お魚さんの習性など、本来予習をすべき事をしないまま海へ出掛けてしまいがちです。
そう、つまり、自粛期間中はこれらを見直してお勉強をし直そうではないか、というお話しです。
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
ノット習得の薦め
まずはノットのお勉強です。本コーナーでも以前「ビギナーのためのノット教室」を配信しましたので、ルアーやスナップなどのーダーの結束は改めてソチラをチェックしてみてください。
いまだにやり方などに対する質問が最も多いのがFGノット。
手編みができないと嘆く方をよく見かけますが、こればかりは修練あるのみ。ですからちょっとくらいは頑張って身に付けましょう。
FGノットの方法はスタンダードな指編みからロッドを使ってやる堀田式まで色々有ります。
今回のご紹介は現在最も多く使用されている堀田式(とその亜種)をご紹介しますのでご参考下さい。コレをマスターし、さらに指編みもマスターできれば様々な場面でストレス無く釣りを楽しめるようになります。
習得するには実際に見てやって覚えることが習得への近道ですので、在宅している間にキッチリ覚えておきましょう。
堀田式FGノット
堀田式アレンジ
読書の薦め
続いては私が薦める、釣りに関する書籍についてご紹介していきます。家に居てる間は本で知識を習得してから、自粛期間が終わってから実践しましょう。
・水族館発 みんなが知りたい釣り魚の生態
広島大学教授の海野先生はご本人自身も結構コアな釣り人で、僕も行きつけのプロショップで何度もお会いしました。海野先生の著書は沢山有りますが単なる研究書ではなく、釣り人目線でも様々な魚種の生態を知ることができるのでお勧めです。
・釣魚大全
1653年に初版が発行された、世界で最も多く読まれているアイザックウォルトン卿による著書で、世界の釣り人のバイブルとも言える書籍です。僕も50年近く前に入手しました。すぐに役に立つハウツーではなく、釣りに行けない日の読み物として最適です。
・ラパラ解体新書
惜しくも若くしてこの世を去ったコアアングラー、故・楠ノ瀬 直樹氏の著書でずばりプラグに関する本です。本書では銘柄がラパラに限定されてはいますが、様々なタイプのプラグの原点や本質を知るのには格好の一冊。
・ライトゲームアカデミー
不肖私の書いた書籍の1つですが、この本を選出した理由は魚種によらずショアライトゲーム全般にわたってその意味と実戦的ハウツーを書いたからです。つまり即実戦に役立つ1冊です。
・アジング・メバリング超思考法
さらにもう1冊。こちらはアジやメバルを題材にしていますが、どの魚種の釣りにも共通する「考え方」をしたためた本です。釣りがもっと上手くなる(楽しくなる)ために、を書いています。
ということで、レッツスタディですぞ諸君(笑)。