フリーリグを扱うタックルをご紹介
フリーリグの釣りはフォール中のバイトが多い釣り。 そのため、タックルバランスが重要。
違和感なく食い込ませられるロッドと、余分に出たラインを巻き取ってアワセられるハイギアのリールを使うのがキモとなります。
まずロッドはシンカーの重さによって使い分けることが大事。
1つの目安として春の琵琶湖では平均的に5~7gがメインになるケースが多いので、その場合は「FXNC-610M MGS Technical Performer」を多用します。
FXNC-610M MGS Technical Performer(ベイト)X-GLAIVE ミディアムバーサタイルロッド
ウィードにスタックした感覚を捉えることができるシャープ過ぎないティップとロングディスタンスでも確実にフッキングを決めることができるベリーからバットのパワーを生むことができたナノコンポジションカーボンとセミマイクロガイドのコンビネーションの良さを実感することができるのがテクニカルパフォーマー610Mです。
3/16~5/16オンスのロングカーリーや5inクラスのテキサスリグや5.6inの高比重ワームのノーシンカー、そして1/4~1/2ozのコンパクトスピナーベイト、シャロークランク、トップウォーターなど様々な釣りに対応できるミディアムバーサタイルロッドです。
ちなみに今現在、特にフリーリグでは多発するフォール中のバイトに対応する為に僕自身、X-Glaiveでソリッドティップを採用したフリーリグロッドを制作中ですが、その完成度は2年目にして70%といった感じ…。
単純に感度良く作る事は比較的、早い段階でクリアしましたがが、感度が良すぎて調整中です。いわば感度が良すぎるとマイクの様に必要な音だけじゃなく、周りの雑音も拾ってしまうような感じになってしまっているので、完成した時にはまたお伝えしたいなって思います。
リールは「レボ・ロケット」(ギヤ比10)がメイン。
フリーリグはフォール中のバイトが多く、そのバイトに早く対応するのに(ギヤ比10)は大きなアドバンテージになるのでかなりオススメです。
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ライン巻取(cm) | 最大ドラグ力(Kg) | ラインキャパシティ/約0.31mm/約14lb | ラインキャパシティ/約0.33mm/約16lb | ラインキャパシティ/約0.37mm/約20lb | ラインキャパシティ/PE3号 | ラインキャパシティ/PE4号 | ボール/ローラーベアリング | メーカー希望本体価格(税抜) |
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REVO ROCKET | 208 | 10.1:1 | 105 | 8 | 130m | 115m | 90m | 120m | 90m | 10/1 | ¥32,000 |
REVO ROCKET-L | 208 | 10.1:1 | 105 | 8 | 130m | 115m | 90m | 120m | 90m | 10/1 | ¥32,000 |
アブガルシア公式「レボロケット」詳細ページはこちら
出典:YouTubeチャンネル「PureFishing TV」
ラインは「バニッシュ・レボリューション」(フロロ)【バークレイ】(14Lb)を使用。
製品名 (日本語) | カラー名 | メーカー希望本体価格(税抜) |
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バニッシュ レボリューション 2LB 0.6号 150m CLR | クリア | ¥2,300 |
バニッシュ レボリューション 2.5LB 0.7号 150m CLR | クリア | ¥2,300 |
バニッシュ レボリューション 3LB 0.8号 150m CLR | クリア | ¥1,300 トライアルプライス! |
バニッシュ レボリューション 3.5LB 0.9号 150m CLR | クリア | ¥2,300 |
バニッシュ レボリューション 4LB 1号 150m CLR | クリア | ¥2,300 |
バニッシュ レボリューション 5LB 1.2号 150m CLR | クリア | ¥2,300 |
バニッシュ レボリューション 6LB 1.5号 150m CLR | クリア | ¥2,500 |
バニッシュ レボリューション 7LB 1.75号 150m CLR | クリア | ¥2,500 ベイトフィネス専用 |
バニッシュ レボリューション 8LB 2号 150m CLR | クリア | ¥2,500 ベイトフィネス専用 |
バニッシュ レボリューション 10LB 2.5号 150m CLR | クリア | ¥2,700 |
バニッシュ レボリューション 12LB 3号 150m CLR | クリア | ¥2,700 |
バニッシュ レボリューション 14LB 3.5号 150m CLR | クリア | ¥2,700 |
バニッシュ レボリューション 16LB 4号 150m CLR | クリア | ¥2,900 |
バニッシュ レボリューション 18LB 4.5号 150m CLR | クリア | ¥2,900 |
バニッシュ レボリューション 20LB 5号 150m CLR | クリア | ¥2,900 |
バークレイ公式「バニッシュ・レボリューション」詳細ページはこちら
フリーリグのデメリット
ここまで、1つの角度からフリーリグのメリットをお伝えしてきましたが、長年使っていると正直フリーリグのデメリットも感じたりします。
それは、メリットでもあるシンカーとワームが離れ易いこと。もしくは離れている状態のワームが不安定な状態でバイトしてくることが多く、バスの下顎へのフッキングが時として増えてしまうことです。
当然フリーリグ以外でも起こることですが、下顎へのフッキングが何故デメリットか説明すると、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、下顎へフッキングすることで、ファイト中に釣り人側が強制的に魚の口を閉じる事になります。
いわば、魚本来の泳ぐ姿勢を釣り人がアシストしてしまうことになり、その状態のバスの力は上顎にフッキングして強制的に口を開けさせるファイトからは比べ物にならないぐらい強く、従ってキャッチする事へのハードルがかなり高くなってしまうからです。
さらにバスの口の中、下顎フッキングはエラを傷つけやすく、むやみにバスにダメージを与えてしまう事にも繋がります。フリーリグに限った事ではありませんが釣りをする上で、気をつけたくても中々行き届かない部分だと思います。
そのデメリットを解消すべく、あるワームを開発しました。それについては後半の記事でご覧になってみてください。