先日、村上晴彦さんのロケに行ってきたんですが、気になるルアーが山盛りでてきました!
その中で、今回紹介したいのは…。
ギルフラットスイマー
マサウオのブルーギル版とでもいうべき、村上さんのギル型スイムベイト。
多関節ボディで、通常リトリーブではかなり艶かしくクネクネとS字軌跡を描いて泳いでくれる。さらに止めてやると、クネーと余韻を残すような食わせアクションもしてくれる注目アイテムです。
ボディ長:155mm、重さ:約60g
発売予定:2017年シーズン
ちなみにコレは以前から開発が進められていることでも知られていますよね。
去年の段階で、かなり完成に近かったんですが、村上さん的にボディの接続部分の強度に不満を持っていて、その部分の改良に苦労していたんです。
↓去年2016年7月の時点で見せてもらった、ギルフラットスイマーのプロト。この時はサイズは2つありました。
大きい方は155mmぐらい、小さい方は128mmぐらい。
で、今回、現場に持ち込んでいたのはコレ! 155mmぐらいですね。
強度に関しても、今回現場に持ち込んだプロトでは解消されていました。
ボディ連結部の強度アップのために布を採用!?
で、強度UPのためにどんな工夫が施されていたのか? というと…。
接続部分に布的なマテリアルが施されていたんです。
いやぁーなかなかこんな構造って、考えつかないですよね。
で、その他の特長はというと…。
浮力調整が可能になっている
ボディ上部に空気室となる穴が設けてあって、穴を工夫することで浮力調整が可能になっているんです。
サスペンドちっくにフワーっと漂わすことも可能ってことです!
テールは十文字構造で、水中でフワーとさせやすくなっています
ちなみにテールは十文字構造になっていて、水中サスペンド状態がやりやすくて、フワーっとさせやすくなっています
壊れにくい特殊な内部構造パーツを使用
さらなる特長として、挙げられるのはラインアイとフック取り付け部分のスプリングを利用した内部構造。
これは誠魚で採用されたモノと同じで、ワームのホールドがバツグンで、壊れにくいんです。
↓誠魚
かつ、パーツ自体が小さいので、ワームの柔らかい動きを邪魔しにくいんです。
↓柔らかい部分が多いので、それがより、ナチュラルな動きを生むんです!
スリットにスイベルなどを隠すことができる
あと、村上さんの工夫としては、ボディの腹側の口からお腹にかけて、スリットが設けられていて、そのスリットに、スイベルやフックの軸の一部を隠すことができるんです。これは、バスに対して、不自然さを軽減させる役目があるとのこと。
さて、そんなギルフラットスイマーですが、実釣でも大活躍してくれました!
この模様は動画でもバッチリ撮影したので、近いうちに公開させていただきます!!
さて、このギルフラットスイマーの発売は7月予定とのこと。楽しみですね!
なお、村上さんの今年の新作については、少し前にまとめ記事も書いたので、ぜひチェックしてみてくださいね!