ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

マルチアングラー「乃村弘栄」的、琵琶湖のバス・富山県ソルトクランク…イマが旬の釣りをご紹介。

寄稿:乃村 弘栄
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

イマが旬のホタルイカパターンをソルトクランクで!

続いてはソルトネタです。

先日2日間北陸の富山県に行っておりました。 この時期の風物詩でもある”ホタルイカパターン”に初挑戦です。

 

ホタルイカパターンとは

ホタルイカパターンとは例年2月頃から5月頃までホタルイカが海岸近くまで寄ってきて、そのホタルイカを捕食する魚を狙う釣り。

一般的にはシンキングペンシル等のルアーで攻めるようですが、今回は可能性を感じたのでクランクベイトで挑戦してみました。

場所は基本的に富山県全域で、ホタルイカが出現するようですが、市街地に近いような場所はホタルイカ掬いの方が居すぎて釣りがなかなか成立しにくいという事で、今回はホタルイカ掬いの方が少ない滑川から魚津周辺で挑戦してみました。

使用したクランクベイトはHU-200

 

カラーはホタルイカっぽい#メロンバスや#甲殻類を多めに用意。

 

ホタルイカパターンは止めておいたりの放置の釣りが有効らしいというのと、遠浅のポイントが多いということがあり、深く潜らせる必要もない為HU-200をチョイス。 念の為にリップの先端付近に事前に小さなヒートンを付けておいて”nogales グレネードシンカー”を装着してサスペンド&シンキングにできる様にしてあります。

 

そしてホタルイカは興奮すると青白く光る為、針に発光玉を装着した仕様で挑みました。

 

いよいよ実釣スタート

初日は初場所&初チャレンジという事で、下見がてら様々なポイントをランガンしていくことに。

 

開始して程なく、水深があるポイントでファーストHIT!上がってきたのは”ムラソイ”でした。

 

サイズは小さいが嬉しい富山初ソルトクランクフィッシュ。 その後も移動を繰り返して、とあるポイントに。 そこで、先行者の方が尺に近いメバルを釣り上げてるのを目撃。

 

そりゃあもう、俄然やる気に! で、しばらくすると強烈なアタリ。あがってきたのはクロダイ。

 

少し潜らせてからの20秒程の放置でHITしました! 様々な魚種が釣れるのもホタルイカパターンの魅力ですね。

 

「ホタルイカパターン」実釣2日目

2日目は前日にクロダイが釣れたポイントで粘る事に。 明るい内に撮影したポイントの風景はこんな感じ。

 

ゴロタ浜の先に消波テトラが組まれてるポイントだったんですが、富山はこのようなポイントが多いそうです。 水深は浅く、底は岩がゴロゴロしている為ワームでは根掛かりしやすく、ハードルアーを使用する方が多いのも頷けます。

そして、実際にクランクを使用して感じた事なんですが、このホタルイカパターンにはクランクベイトかなり有効じゃないかと。

クランクベイト特有の長いリップのおかげで根掛回避能力も抜群ですし、実際HITゾーンが意外と狭い為(テトラ際等)、急潜行できるクランクベイトはすぐに魚のいるレンジに届かせる事ができます。 さらに、フローティングなんですが、ラインテンションをかけておくと、スローフローティング状態にもなりますからね。(上記に書いたサスペンドチューンをしてもOK!)

ちなみに、今回のHITのほとんどがこの状態の放置での時でした。

出典:YouTubeチャンネル「FG TV」

※富山では無いんですが、以前徳島で”ほらほーでぇ久次米さん”と撮ったキジハタクランキング動画。クランクの操作は基本一緒でした!

 

そして今回のタックル。

 

ラインはVARIVAS AVANI Casting PE MAX POWER ×8(ライムグリーン)の1号+VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER 16lbの組み合わせ。

初めてだったので、1号という太さをセレクトしたんですが、0.8号ぐらいでも大丈夫かなと思います。

で、ロッドはHIDEUP MACCAのプロトモデルで、通称N-SPECライトと呼んでいるロッド。 現在発売中のN-SPECがミドルからヘビー対応とすれば、N-SPECライトの方はミドルからライト対応という感じ。 ブラックバスはもちろんシーバス、ライトロックフィッシュ、トラウト、エギングetc狙いやすい馴染みがある魚をターゲットに現在調整中。 発売は未定ですが、今回使用してみて(ソルトクランク専用って言っても良いんじゃない?)と、思えたぐらい相性は抜群でしたよ!

さて、話しを釣りに戻して…。

辺りが暗くなってから、本格的に釣り開始。 潮が動き出したタイミングで突然魚からの反応が!

まずは良型のカサゴ3連発。

 

(これはここから期待が持てるぞ)って、思っていたらまさかのハプニング発生。

いやいや、ホタルイカ発生しすぎ…w。 現地の方に聞いたところ、ホタルイカパターンはホタルイカが発生し過ぎると魚がルアーを食わなくなるそうな。

たしかに先程までが嘘のように反応がなくなってしまいました。 で、仕方ないのでこの日は釣りを諦めて、せっかくなのでホタルイカを掬ってみる事に。短時間しか行わなかったのですが、数匹のホタルイカを掬う事ができました!

 

せっかくなので、掬ったホタルイカとHUクランクを並べてみました。

 

サイズ感ピッタリ…w。

掬ったホタルイカは自宅に持ち帰って”天ぷら”に…。

 

大変美味しゅうございました。 この時の模様は動画にもしてありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

出典:YouTubeチャンネル「FG TV」

 

バスもソルトも熱い春になってまいりました。釣りたい魚が多すぎて困っております…w

以上、乃村弘栄でした!

 

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。

 

ハイドアップ関連の記事

【メジャーリバー×オカッパリ】次世代の吊るし系テク“コイケFの吊るし釣法”とコイケシュリンプ。そして番外編も。

ネクストブームはこれ。現役ガイド船の船長がイマ・そしてこれから熱くなる東京湾の釣り3種を語る。

【どうも!「武田です!」】プロガイド×JB TOP50 武田栄喜の琵琶湖のイマとよもやま話。

スタッガーオリジナルの「なすリグ」?考案者の琵琶湖人気ガイド”なすび”が話題のなすリグを完全解説!

春はワカサギ。亀山のスーパーロコ“板山 雅樹”によるワカサギパターン攻略法。

 

ハイドアップの最新情報はこちらからもチェック

スタッフによるSNS情報はこちら

吉田 秀雄:https://www.instagram.com/hideoyoshida.hideup/?hl=ja

武田 栄喜:https://instagram.com/haruki19850502?igshid=17eoqrwupnhh4

「たまらんばい」永野 総一朗:https://www.instagram.com/hideupnagano/

乃村 弘栄:://www.instagram.com/koeinomura/

久次米 良信:https://www.instagram.com/kujiyoshi_/

森田 健太郎:https://www.instagram.com/kenstagram0623/

榎本 英俊:https://www.instagram.com/hidetoshi.e/

須江 一樹:https://www.instagram.com/sueasemamire/

坂田 泰信:https://www.instagram.com/yasunobusakata_fishing/

「なすび」中谷 翔一:https://www.instagram.com/nasubi_nakaya_shoichi/

板山 雅樹:https://www.instagram.com/masaki_itayama/

松本 泰明:https://www.instagram.com/yasu1001tribe/

ボンバー:https://www.instagram.com/bomber48925/

森 悟司:https://www.instagram.com/t.gouda/

横山 直人:https://www.instagram.com/hu_taisa/

渡邉 尚昭:https://www.instagram.com/takaaki.watanabe.1614/

 

スタッフブログはこちら

ハイドアップ公式スタッフブログ:https://www.hideup.jp/blogs/

 

3 / 3
前へ
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」