【エステルラインを作るキッカケ】アジングタックルが普及していなかった時代の激渋パターンについて家邊克己が解説
アジングに対応するラインを探し始める
でもそれが面白く、高知県から愛媛県まで片道150kmの山道を週に4日も通っていました。
それを機にライン探しが始まったのです。そこで見つけた1つのサンプルラインがあり、これだけ細い銘柄ならいけるのではないか? と釣具屋さんからそのラインメーカーの人を紹介してもらうことに。
実際に会って、”こんなラインが欲しいからサンプルを作ってもらえないか”と依頼をすると、良いですよ! と快諾されて、出来上がったのが「ピンキー」【サーティフォー】などで使っている素材のエステルラインです。
号数 | 数量 | 本体価格 |
0.2号 / 0.25号 / 0.3号 / 0.4号 / 0.6号 | 1個 | 1,500円(税抜) |
サーティフォー公式「ピンキー」詳細ページはこちら
サンプルは0.2、0.3、0.4、0.5の4種類ありましたが、0.5はかなり硬かったので、柔軟加工を頼みました。
それ以外の3種類を手に持ってアジを釣りに行った所、今までの苦労は何だったのと言うくらい簡単にアジが釣れました。
アジングにおいてラインの重要性と、ロッドを含めたバランスの重要性をその時に嫌というほど体験させてもらいました。
今の皆さんはこんな状況でもゼログラの様な沈み難いジグヘッドを使用し、「プランクトン」【サーティフォー】や「Jr.」【サーティフォー】の様なワームを使えば、その様なアジは悶絶しながらではありますが、簡単に釣れますので是非この時期の産卵パターンを楽しんでください。
サイズ | 数量 | 本体価格 |
1.8in. | 8個 | 450円(税抜) |
サーティフォー公式「プランクトン1.8in」詳細ページはこちら
サイズ | 数量 | 本体価格 |
1.3in. | 8個 | 450円(税抜) |
サーティフォー公式「Jr.」詳細ページはこちら
誤解があるといけないのでここで書いておきますが、産卵のアジを沢山釣ろうと奨励しているのではありません。
この様なアジが居て、それを釣るのが非常にテクニカルで面白いので是非試して欲しいと言うことなので、釣られた後は優しくリリースしてくだされば結構です。
タックルデータ
最後に、一応産卵パターンの推奨タックルを紹介しておきます。
ロッド:「PSR-60 NEXT STAGE」 、「BCR-56」 「 LHR-57」
ライン:「ピンキー」(0.2号)
ジグヘッド:「ゼログラヘッド」(0.3g〜0.7g)
この場合アジの活性が低いのでショートワームの方が反応は良いです。
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