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【メガバスの超名作】レンジ別システムジャークベイト「ワンテンR」をサトシンこと佐藤信治が完全解説!

寄稿:佐藤 信治
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「ワンテンR+3」で反応するスポットを探る釣りが大ハマり

丁度「ワンテンR+3」の話になりましたので、「ワンテンR+3」の解説を。

サイズ ウエイト タイプ 潜行深度/フックサイズ 本体価格
110mm 1/2oz. スローシンキング Depth : Max 4.0m
Hook : #5 × 3pcs
1950円

メガバス公式「ワンテンR+3」詳細ページはこちら

 

「ワンテンR+3」は、昨年、今年の“サトシン塾”においても、コレがなかったらほんとにヤバかったぐらいのメインもメインなルアー。

一昨年のウィンターシーズンは、秋の台風直撃によって、琵琶湖のグラス(ウィード)がほとんどぶっ飛んでなくなってしまった状態と、世間全般的にもこれまでのウィンターシーズンの展開が全くってぐらい通用しませんでした。

そのような状況下で「ワンテンR+3」から反応するエリア、スポットを探していく展開がとてもハマりましたわ~!

 

普通なら、反応するであろうウィンターシーズン的シチュエーションで、そこに反応するルアーを探すって感じなんですが、バス自体がワンテンR+3には反応するという前提がわかってるからこそ、この展開でハメられたと。

ウィンターシーズンは今年の場合で言うと一昨年とは状況が全く違い、ウィードがあるところも多い(特に南湖は)。

ですので、流れが通っているだろうボディーウォーターやチャネルライン(特に木ノ浜周辺沖~下物周辺沖、堅田周辺沖、雄琴周辺沖など他)に絡むカナダモベースなトコロが有効でした。

また、南湖のインサイド寄りに点在しているエビモ塊や高低差のあるオオカナダモエリア(南湖西側エリアに多い)、北湖のフィーディングに上がってきそうな岩場絡みや地形変化、消波ブロック周辺(湖東沖島周辺以南や北湖南エリア)などでも反応が見られました。

 

アクションについて

アクションは、ウィンターシーズン~春先は、クランキング&ステイ(キャスト後に10回ぐらい巻いて4~5秒止めて、次からは4~5回巻いて4~5秒止めての繰り返し)。

このアクションで、巻いてる時にバイトがあったり、ステイ直後すぐにバイトがでたり。

バスの目が赤かったり、キンキラ金でしたら、クランキング(ただ巻き)や弱めなジャークアクション&ステイ(2~3秒ぐらい止める)を試してみます。

これであまり反応が良くなかったら、再びクランキング&ステイアクションに戻す! 当然、レンジやウィードの成長によって、「ワンテンR+3」と「ワンテンR+2」もしくは「ワンテンR+1」までを使い分けていく! これが“システムジャークベイト”の大きな意味です!

 

スポーニング時期に有効なエリアセレクトとアクション方法

次に季節が進行してスポーニング的な個体が絡んだシーズンになってきたら、南湖のインサイド寄りエリアで、フラットウィードエリアの高低差があるところ(赤野井や下物、北山田、矢橋各周辺とか)や、点在している多少濃いめなウィード。

または、地形変化+ウィードといった複合的スポット(下物や近江大橋北側、木ノ浜周辺の浚渫跡絡み・西側のミオ筋絡みとか)を狙っていく展開になります。

北湖なら、南エリア(和邇周辺~真野周辺)のインサイド寄りの地形変化絡みやリーズフロント(ヨシやアシの前)エリア、野洲川周辺とか。

このようなエリアを「ワンテンR」、「ワンテンR+1」をメインに、ジャークアクション(ちょっと強めな2ジャークから1~2秒止めての繰り返し)で誘っていきます。

 

これで反応が良くなってきたら、本格的ジャークベイト本来の展開が活きてくるため、ぜひレパートリーにしてみてください! いずれにしても、ワンテンRシリーズは“システムジャークベイト”なんで、必ず季節に合ったシリーズやアクションで年中活躍してくれるスーパーエリートジャークベイト。 使わないと人生損しますよー!…なんてね。

 

ワンテンRシリーズを使う場合のタックル

ロッド:なるべくショートレングスなミディアムアクションクラス

ライン:フロロカーボン14Lb

 

佐藤 信治 (Sato Shinji) プロフィール

スピニングタックル禁止のハードベイトやムービングルアーといったバス釣りではなく、バスフィッシングスタイルにこだわった゛レッスン&琵琶湖ガイドサービス゛サトシン塾の塾長で愛称はサトシン。 年間を通して出動数の多い琵琶湖のプロガイドとして長年活躍を続けている。独自のストロングスタイルを貫きながら、バスフィッシング本来の探す楽しさ&奥深さを追求し続ける人物。愛知県江南市のプロショップ「セントラル」の店長とメガバスルアープロデューサーもつとめる。

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。
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