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【ロコアングラーが集うトーナメント】水野浩聡が長良川で開催の「ナガラマスターズ」に参戦!

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!
遂に4月に突入。まだまだ寒く感じられる日も多くありますが、水中はしっかり春に向かって魚が動き出してきていますよ!

最近は水温が上がったことで越冬明けのアベレージサイズが釣れてきたりするなど、数も少しずつではありますが出るようになってきました。

 

長良川で開催されるナガラマスターズに参戦

さて、今週は地元の長良川(ながらがわ・岐阜県)にお邪魔してました。というのも、長良川を舞台にロコアングラーさんが集まるナガラマスターズという年間5戦の試合が毎年行われています。

僕も数年前まで年間通して参加させていただいてたんですが、もう1度自身のスキルアップのため、参加させていただくこととなり、今年は全試合出させていただく予定です!

岐阜市のサウザーボートさんのご好意により、サウザー450をお借りしましたが、牽引しやすいし、長良川のようなフィールドには本当にピッタリ。本当に快適な釣りをすることができました。ありがとうございます!

 

プラでは「リレンジ130」でイイサイズが連発

さて、試合前日のプラでは主に春場所を重点的にチェックしていきます。地形的にフラットが続くようなインサイドベンド、そのフラット沖のブレイクなどを中心に、「リレンジ130」【ジャッカル】で浮かせながら釣っていくと、1000-1300gクラスが連発!

ジャッカル公式「リレンジ130」詳細ページはこちら

 

 

とりあえずベースのパターンとして持っておきながら、いかにキッカーを混ぜていくか? のように調整していくような感じ。

3本リミット制のナガラマスターズは、上記の1キロちょっとの魚を3本揃えても、やはり勝つためには2キロクラスの魚を入れないと勝てないような、ハイウェイトな試合。

特に季節が春なので、デカイメスが入ると2本分のウェイトを持っていることも多く、その魚を釣っていく術を構築していく必要があります。

因みに今回は試合の2日前と前日の晩に、かなり雨が降りましたので濁りが流入したり、カレントが強くなったりするなど、プラで得たことが機能しなくなることは予想できていたので、本当に今を釣っていくということが大事な日になりました。

 

試合当日はプラとは全く違ってた状況に苦戦

試合当日は朝から昼前くらいまでずっと雨。前日の晩から北西風を伴って降った雨は水温を下げ、やはりカレントも強めになっていました。

念の為、前日のジャークベイトパターンを試すも、魚は浮き上がってこなかったり、いなくなってたりするなどして、前日とは状況が変わっている様子。

それでも、550gのオスっぽい個体が早々に1本釣れたんですが、プラの時には釣れなかったサイズ感の魚なので、あまり深追いすることなく、反転流の絡むスポットやブレイク沖の沈み物などを狙っていくことにシフトしました。

これが中々、反応を得ることができずに時間だけが過ぎていく展開に。結局この雨が降っている午前中は、ほとんど反応を得ることができませんでしたが、そこから天気が一気に晴れてきましたので、今度はシェードやカバーの釣りにシフト。

流れのヨレの中にあるカバーを、「エグダマ タイプレベル」(3.5g)【レイドジャパン】に「ワムワム」【ジャッカル】を装着したパワーフィネスで1980gをキャッチ。

レイドジャパン公式「エグダマ タイプレベル」詳細ぺージはこちら

 

ジャッカル公式「ワムワム」詳細ページはこちら

 

 

さらに、水温がグンと上がり魚が浮き出してきたので、再びジャークベイトの釣りに切り替えると1200gくらいのバスがくるも、首振りでバレ…。さらに、ワンド内のフラットに上がってきたバスにパワーフィネスでのサイトで食わせるもスッポ抜け…。

結局揃えることができないまま終わりかけたんですが、再現性のありそうなジャークベイトを最後は押し切って910gを追加でき、なんとか必死パッチでリミットメイクはできました。

 

気になる試合結果は…。

結果は3本で3440g。朝に釣った魚を入れ替えることもないまま帰着。結果は5位。

うまくアジャストできないもどかしさを感じながらの釣りだったんですが、やはりみんな釣ってきますね。

 

優勝は、3キロに迫る超特大のバスを入れて3本で5キロオーバーのデプス松下先輩。

 

冷えたことによって、縦スト系をサカマタシャッド5inのミドストで攻めて釣ってました。2キロを超えるようなメスは、少し深いレンジで縦系のストラクチャーにタイトに付いていたような状況だったようです。

最終的に年間優勝が取れるように、残り4戦また頑張りたいと思います。川はコロコロと魚の付き場が変わるし、刻々と変わる変化に柔軟に釣りを合わせていかなければならないので本当に楽しいし、何より勉強になりますね。

この試合では、ストイックにバスフィッシングと向き合っていきたいと思います!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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