オカッパリ・ホバスト講座【ホバーストローリング攻め！ リグセッティングとアクションのさせ方】
表層付近をフワフワと漂わせて使用
こんなセッティングのリグを表層付近で漂わせて誘います。
このリグは、通常のジグヘッドにはない軽さなので、表層付近をとてもスローに誘うことができます。
スローに誘えるので、やる気のないニュートラルな魚にも効果抜群で、魚の目線より上をフワフワと通すと、ゆっくり浮上してきてパクリというバイトが多いです。
ホバストのアクションの付け方
次に具体的なアクションの付け方ですが、まずキャストして着水させるとラインスラック(たるみ)が出ると思います。
そのスラックをロッドを振ってハタきながら、手前に寄ってきた分だけ巻き取る…とう感じでロッドを常に振り続けます。
軽いリグで、しかもスラックをハタいているだけなので、ロッドティップにはラインの重さの感覚しか伝わってこないので、最初は感覚が分かりにくいかもしれません。
そいういう場合は、慣れるまではルアーが目視できる範囲でアクションさせてみてイメージを掴んでください！
私がホバストでラストエースを使う理由
さて、私がラストエースを使う理由ですが、それはラストエース特有の尻尾の細かなアクションにあります！
ラストエースはホバストやミドストでスラックを使ってシェイクした時に、尻尾だけがプルプルと動いてくれます。
さらに、よく見ないと気付かないかもしれませんが、実はシェイクしなくても、わずかな水流を受けただけで、ピリピリとした自発的なアクションを発生しているんです。
なお、プルプルよりピリピリの方が細かい動きだと捉えてください。
この2種類のプルプルとピリピリのアクションが勝手に連続で組み合わさりながら動き続けることで、バスがラストエースを見切りづらくなると思っています。
そしてさらに、バスから見ると、ワームが表層をスローに動いているのに、近づいて見たら尻尾だけはプルプルだったり、ピリピリだったり高速で動いているという、ひとつのルアーから矛盾したアクションが生まれています。
この、スローなのに高速というような矛盾があるルアーはよく釣れるように感じます。
ほかの例でいうと…。スピナーベイトもゆっくり引いてもブレードは人間の目には見えないくらいの速さで回転しているので、スローなのに高速という矛盾が当てはまっているんじゃないかなと思います。
話がそれましたが、ラストエースを使う理由は「軽いリグでラインスラックが出ると、感覚が分かりにくくて上手く動かせない…」と心配しなくても、勝手に尻尾がピリピリプルプルと高速で動いてくれて釣れちゃうからです！
ネイルシンカーの挿入位置！頭に刺すのを基本に、腹挿しもアリ
そして最後はネイルシンカーの挿入位置ですが、初めの写真にあった通り、頭に挿すのが1番多い使い方ですが、腹に挿すのも個人的にはアリだと思っています。
腹に挿すことで、水平姿勢をキープし、頭に挿した場合よりスローに誘うことができます。
ただ、重心が下がりロールアクションがかなり抑えられるので、状況に応じて使い分けることが必要だと思います。
バスがロールアクションを好んでいない場合や、ロールよりもスローに通せることを選択する場合は腹挿しを、ロールによる明滅アピールをさせたい場合は頭挿しをチョイスしてみて下さい。
ラストエース75のホバストの実釣動画もぜひチェック
最後に私のYouTubeチャンネルに、このラストエース75のホバストで釣った動画がありますので良かったら参考にしてみてください！
ちなみに、この日はネイルシンカーは0.3g。
風が強かったので、風にラインが煽られないようロッドはやや下向きでアクションさせています。
以上、私が実践しているホバストについてご紹介させていただきました。
これから私にとっては花粉が辛い季節にはなりますが、バスフィッシングはどんどん熱くなる季節なので、皆様もホバスト使って良いバスをゲットしちゃってください！
あと2020年4月にはラストエースの80Fが登場するとのことで、こちらもホバストにイイかもしれません！！ 手に入れて使ってみたら、実釣インプレしたいと思います！
