山口県東部の河川と漁港で真冬のアフターシーバスを狙ってみました
シーバスファンの皆様、こんにちは。ダイワのシーバス・フィールドモニター藤田知洋です。
さて今回は釣りビジョンのソルトルアーフィッシング番組Dz SALTのシーバスロケ(2020年3月20日初回放送)で、地元山口県東部の河川と漁港で真冬のアフターシーバスを狙ってみました。
その時の模様をレポートさせていただきます!
藤田 知洋(Tomohiro Fujita) プロフィール
まず狙ったのは産卵後で体に付いた寄生虫を落とすため河川内に入ってくるシーバス
ロケ当日、まず向かった場所は、産卵後のアフターシーバスが体に付いた寄生虫を落とすため河川内に入ってくる2月の地元山口県東部河川。
このタイミングで河川に入っているシーバスは捕食目的ではないので、1~2週間程度でまた、海へと帰っていくこととなります。
アフターシーバスは群れで移動していると僕は考えていて、その群れの中に数尾はやる気のあるシーバスが混ざっているであろうという想定から、河口付近にあるシーバスが留まりやすいブレイクへとエントリーしました。
最初は数種類のルアーを用意していたのですが、エントリーできる潮位から流れが残る最干潮までの時間が僅かしか残っていなかったため、ルアーをショアラインシャイナーZバーティス97Sのみで可能な限り広範囲を探ってみることにしました。
ボトムに張り付いていそうなので、レンジの入るシンキングのバーティス97Sをセレクト
このシンキングのバーティスを手にした理由は体力が回復しきってないアフターシーバスはバイブレーションなどの速い動きに対応しきれないかもしれないことと、ブレイクのボトムに張り付いていることが予想されるため、フローティングタイプよりもレンジが入るシンキングタイプで、シーバスとルアーの距離を近付けてやり、捕食しやすくするためです。
結果的にこのルアーセレクトが良い展開へと導いてくれました。
ナイトは周防大島(山口県)の漁港をランガン
ナイトゲームでは周防大島(山口県)の漁港をランガンしシーバスを狙いました。
海峡付近でなければ河川のような流れは無いため、シーバスへのアプローチは、よりシビアになると僕は思っています。
ベイトの存在がとにかく大切で、その次にシーバスが身を潜めることができる場所があるかどうか。
常夜灯の灯りと堤防で形成された明暗部にシーバスが居て、その付近をベイトが回遊している状況があれば、ベイトに合わせたルアー選択が容易にできますが、ベイトが見えないときのルアーローテーションは、とても重要となります。
イカを意識しているシーバスに対して鰯の動きをするルアーを通すとシーバスは興味を示しますが、捕食に至ることは滅多にありません。
反応したからといってシーバスが待っているベイトと違うルアーを投げ続けるとシーバスは警戒し最終的には反応もしなくなってしまいます。
ちなみに明暗でベイトを待っているシーバスはルアーの『サイズ』『アクション』『レンジ』が揃えば1発で捕食してくるので、できるだけ多くのルアーを用意し、見切られないよう、数投ごとにローテーションしながらヒットパターンを見つける事を大事にしています!
そんなことを意識しながら実践してみると…。
この僕の地元山口県東部でのロケの模様はD:Z SALTで放送されるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
番組の詳細は釣りビジョン公式サイトのこちらのページで!
放送スケジュール
放送日 | 開始時間 |
2020年3月20日(金) | 14:00 |
2020年3月21日(土) | 17:00 |
2020年3月24日(火) | 18:00 |
2020年3月29日(日) | 12:00 |
2020年3月30日(月) | 7:00 |