パターン1:鮎邪108 REST(レスト) or BACRA 150(バクラ)
風が強くない状況であれば、ディープ隣接のブレイク上~シャローフラットを「鮎邪108レスト」で攻めます。
ガンクラフト公式「鮎邪108レスト」詳細ページはこちら
使い方は典型的な”ポンプリトリーブ”。これはかつてリック・クラン氏が琵琶湖で見せたあの戦略そのものですね。(若い人は知らないかな…)
コツはあくまで…ロッドワークでルアーを操作すること。
タテさばき・ヨコさばきを織り交ぜてロッドを操作し、一定のレンジをキープして泳がせることを意識。 これをリーリングでやってしまうと、レンジキープが上手くできないばかりか、ポーズ開始時にラインテンションがかかりすぎているため、きっちりルアーが静止しません。
で、ポーズについては3~5秒程度入れるようにしています。 このきっちり静止するポーズがけっこう重要で、ポーズ開始5秒後にコッ!とくることも多いんです。
バイトはラインに出るので、ロッドをストロークしきったら即座にラインテンションを抜き、ラインの動きを注視します。
ちなみにルアーのカラーはグラスベリーの実績が高いですね。
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#18 グラスベリー
バスのレンジが下がる荒れ気味の天候であれば、「バクラ 150」のカバークランキングがオススメです。ちなみに、これは毎年50センチクラスを仕留めているパターンでもあります。
ガンクラフト公式「バクラ 150」詳細ページはこちら
クランクベイトですが、一般的なフィールドのように「広く探る」というイメージではなく、沖から巻いてきてブレイクのショルダーにガツンと当てたその瞬間に出るバイトを狙い撃ちします。
雨や強風で濁り気味の際はストラクチャーにタイトにつくので、特にブレイクにプラスαの何か(沈みオダ等)があるポイントが激アツとなります。
この時期この釣りはハマれば非常に爆発力があり、バイトも思いっきり「ガツン」とくるので、いかにもバスフィッシングらしいエキサイティングな釣りです。
なお、紀ノ川オカッパリにおいては、バクラシリーズの150が水深的にドンピシャです。先に書いたように、地形を探るパイロットルアーとしても活躍してくれます。
カラーは派手系、ナチュラル系、そしてブラックの3種は絶対に用意しておいたほうが良いでしょう。特に荒天時のチャートヘッドブラックはアピール力バツグンで、超オススメです。
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#19 チャートヘッドブラック