産卵を控え、栄養を蓄えようとする大型の「乗っ込みマダイ」が狙えたり。
春といえば”タイラバ”がアツくなるシーズン。
というわけで。この春にリニューアルされたシマノ「炎月 SS」に今回は注目。
最上位機種にも迫るスペックながら…価格は2万円台とコスパの高さが特長だったSSシリーズ。
新設計のブランクス採用&ベイトモデルには「Xシート エクストリームガングリップ」、スピニングモデルには「パーフェクションシートCI4+」を搭載し、実釣性能がさらに向上したとか?
どんな竿になっているのか、さっそくチェック!
炎月 SS【シマノ】
最上位モデルの”炎月 プレミアム”に次いでシリーズの中核をなす、乗せ・掛けのラインナップが魅力の「炎月 SS」シリーズ。
シマノ公式「ENGETSU SS」詳細ページはこちら
スパイラルX、ハイパワーXを採用した新設計ブランクスは、”軽く・強い”のが特長。ブランクのブレを抑え、速巻きの精度がいっそう向上。
また、ベイトモデルには上質なフィット感と安定した握り心地をもたらす「Xシート エクストリームガングリップ」が、スピニングモデルには段差のない「パーフェクションシートCI4+」を搭載。
ブランク・グリップともに見直されたことで、早巻きや等速巻きといった小技が可能に。つまり、操作性がUPしたことで、実釣性能もUPしているんです。
特長はこんな感じ
スパイラルXはロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造。内外の斜めの繊維により、軽さを維持しながら、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現することができます。キャストやファイトといった釣りの動作における瞬時のパワー伝達がよくなり、軽さを維持して“獲るための地力”を高める、シマノ独自の「基本構造」です。
出典:シマノ公式HP
ブランクス最外層をカーボンテープでX状に巻き付けて、さらにネジレを抑制する「強化構造」がハイパワーX。巻き付けるカーボンテープの幅や角度は、釣種やどの部分に採用するかで自在に変え、綿密に調整が施されるため、ロッドの曲がりはアングラーの意図する方向性を維持します。
出典:シマノ公式HP
究極の握り心地を追求した左右専用設計のグリップ。手元が安定することでホールド性と感度が向上すると同時に等速巻きがしやすくなり、フッキング時やファイト時の力負けをも排除。長時間の釣りでその差はいっそう顕著です。
出典:シマノ公式HP
トラブルレス性能に加え、リトリーブ時のロッドのブレが激減。等速巻きをより簡単に実現します。スパイラルの方向は右巻き、左巻きそれぞれに専用の設計。Xシート ガングリップとの相乗効果でストレスフリーの釣りを演出します。(写真は右巻き専用)
出典:シマノ公式HP
仕舞寸法を140cm未満に収めた設計。移動の際の手間やストレスを軽減。(S72MHを除く)
出典:シマノ公式HP
沖合での釣りを想定、ラインにクラゲなどが絡みついた時のガイドへの詰まりを軽減。(B610M-S、B610MH-S)
出典:シマノ公式HP
ブレのない軽快なキャストフィールを実現し、遠く離れた場所のアタリを感知。それでいてしっかりと喰い込ませることができる、いわばソリッドとチューブラーのメリットを融合した絶妙なバランスが特長です。
出典:シマノ公式HP
軽く握ってもグリップが効き、ホールド性の高さが特徴のパーフェクションシートCI4+のリール固定部分から段差をなくし、より握りやすいカタチを追求。スピニングモデルに搭載。
出典:シマノ公式HP