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スタッガーオリジナルの「なすリグ」?考案者の琵琶湖人気ガイド”なすび”が話題のなすリグを完全解説!

寄稿:中谷 翔一(なすび)
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なぜ、『なすリグ』なのか。その使いどころとキモとは。

 

スタスト同様、なすリグはバスさえ目の前にいれば、高確率で喰わせる能力の高いリグ。 日々ガイドで使用し、連日バスを連れてきてくれる『スタスト』『なすリグ』は僕の中で、とても自信のあるルアーになりました。

プレッシャーのかかった状況や、船団の中でも人一倍釣れるポテンシャルを秘めているのが『スタスト』『なすリグ』なんです。

 

『なすリグ』の有効季節

 

なすリグの有効な時期は、冬〜ゴールデンウィークあたりまで。

・冬
バスが越冬し、深場で群れになってボトムに”べったり”するスポットでは『なすリグ』が効果的。

・早春〜ゴールデンウィーク
バスはスポーンニング時期に突入し、生態上ボトムに居ついたり、ボトムに視点が向く傾向あり。 そんな時にも『なすリグ』が有効になります。

 

『なすリグ』のアクション

続いてはアクションについて。

キャスト→ボトムに着底後、ラインにテンションが掛かった状態でチョンチョンとアクション。

ステイは入れずに(ステイをすると見切られると考えております)永遠とアクションを繰り返していきます。

イメージは一点シェイクをゆっくりゆっくりズル引いてくる繊細な感じ。

 

『なすリグ』のキモ

①大体1投5分くらいのペースで使用
テンポの遅い釣りですので、必ずバスがいるであろうスポット(マンメイドストラクチャー、魚探でバスが映るスポット、新芽エリア)でしか投げない最終兵器一撃必殺のようなリグなのです。 1スポットに対して3投して喰わなければ移動してます。

②ラインはフロロカーボン
先ほどの通り『1投に5分』かけるのでラインはフロロカーボンがオススメです。理由は、ラインが沈むフロロカーボンの方がルアーを水中に入れている時間が長ければ長いほどラインが沈み、水中でラインの抵抗が生まれるので使い心地がUPします。そのような理由からナイロンライン、PEラインは推奨しておりません。ただ、沈むPEラインはOKです。

③フックは隠さずに剥き出しで
フッキング率を高めるためにフックは隠さず剥き出しで使用しております。根がかりを恐れてフックを隠す方が多いように感じますが、根がかりの大半は針に引っかかるわけではなく、ルアー自体がスタックしてしまい、根がかりをするという仕組み。なので、フックは剥き出しでOKです。

④バスが喰ったらおくらずに、即合わせ
バイトがあって、フッキングするまでにかなり”おくって”から合わせる方もよく見ますが、これもNGです。 実際にバスがルアーを食って、すぐ離してしまう事も多く、このようなバスも釣るためにフッキングは即合わせでお願いします。

 

ちなみに④のキモ”即合わせ”に関しては、どのリグにもいえることで、なすびガイドでは即合わせをオススメしております。

喰ってからフッキングするまで、多少”おくる”唯一のリグが『ストレートワーム』。これは、ワームが長く、バスの口がフックまで届くのに多少時間がかかるため。

しかし『なすリグ』をはじめ、他のリグではバスにとって一口サイズだったり、実際バスは一口でルアー、エサを捕食することから、ストレートワーム以外のリグは『喰ったら即合わせ』が絶対だと考えています。

なすリグに限らず、これらのキモを実践するだけで釣果が普段よりも少しだけ伸びると思いますので、是非実践したいただければと思います。

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