こんにちは!徳島のほらほーでぇ久次米です。
いよいよ春本番!というわけで。 今回は、私の地元徳島で今アツい釣り「ソルトクランク」と「旧吉野川(徳島県)の春バス攻略」の2本立てでお伝えできればと思います。
久次米 良信(Kujime Yoshinobu) プロフィール
ソルトでクランク
基本、自分は夜釣りに関しては仕事が終わってからする事が多く、バスフィッシングの知識とルアーをそのまま海に持っていき、何か釣れないかなー?と思うようになったのがそもそもの始まり。
で、2018年の秋にハイドアップのクランクベイトHU-300を投げてみると、いきなり青物、真鯛が連発!
この時のパターンはイワシが沸いており、そのイワシを青物・真鯛が喰い上げてくるパターン。
ベイトのほんとギリギリ真下をクランクでスローに巻いてくる感じ。で、喰い気の立っている魚は1番近いルアーを喰ってきていたんです。
この釣果は、”ゆっくり巻いても浮き上がりにくい”HUクランクだからこその釣果。
この事から海でもクランクベイトは効くんだと考えて、翌年の2019年今度は根魚をターゲットにしてみることに。
すると、これが大ヒット!! 徳島県では幻などと言われていたアコウ(キジハタ)が、なんと釣れまくると言う結果に。
実際、ワームでアコウを狙ってる時より、シャローに関して数倍も効率・釣果・サイズともにアップ! HUクランクは思ってた通りシャローのロックフィッシュにかなり適しているということが、これでわかりました。 ちなみに、アコウが釣れる時期は地域にもよりますが、5月頃~12月くらいまでが狙い目。
なぜHUクランクが効くのか? それは、HUクランクの最大の特徴であるラインテンションの掛け方で浮力調整ができるから。
まずはHUクランクの絶妙な重心移動の位置にご注目ください。
キャストして巻きはじめ、ボトムに着底したタイミングで、ロッドワークでルアーを操作、ラインテンションを掛ける。 すると、重心移動のオモリが写真のように1番下にくるようになっているので、ラインテンションを掛けて、ゆっくり引っ張るだけで浮力が抑えられると言うワケです。
これは他のクランクでは、なかなかできない事。 浮力が抑えられることで、ボトムから離さず舐める様に、デッドスローに攻めることが可能になります。実際に使い比べてもらえば明らか。
で、ゆっくりロッドワークで引く訳ですから根掛りもかなり軽減できます。
コツさえ掴めば高い確率で外せるようになるんですが、根がかったらムリに引っ張ったりはせず、軽くロッドをゆすってあげたり、ラインスラッグを弾く感じで動かすと、重心移動でウェイトが後ろに行き、根から離しラインテンションを抜いてやるとクランクならではの浮力で浮いてくるので、がっつり根がかることを回避できます。
自分がクランクで攻めるエリアは、メインが波止際のハードボトムや敷石などのリップラップ。
ワームでは隙間に入りすぎることでスタック率が高く、この様なエリアではクランクがオススメ。
ソルトクランクは”掛かりが良い”ということも特長として上げられると思うのですが、フロントフックのアイ部分に注目すると、横アイになっています。
これにより、横にワイドにフックが動くので魚に掛かりやすい。 で、ハーモニカ状態になって掛かりやすく、リヤフック1本の時でも魚が暴れると、更に前後のフックポイントも近くフロントにも掛かりやすくなっています。
釣れ続いてたアコウは11月いっぱいでシャローからディープへ魚が落ち、クランクで狙う魚を変更することに。
そこで目をつけたのは、徳島では12月頃からシャローで釣れるタケノコメバル。
クランクで狙えるシャローのハードボトム系はアコウの時と同じなんですが、メインで狙うのは敷石などのリップラップ。
釣り方もアコウと同じ”フィネスクランク釣法”です。
タケノコメバルを狙う時のキモなんですが、ルアーのトレースコースはできるだけリップラップと平行にするということ。
アコウを狙う時と異なるのはそれぐらいで、タケノコメバルも楽しいターゲットになります。
その他にもクロソイ、ヒラメ、マゴチ、アイナメ、チヌなんかが釣れる事もあります。
釣れる時期は12月頃~現在も釣れています。
4月頃からは真鯛もクランクで釣れる可能性も上がってきます。 年末には根魚狙いでHU-300/USシャッドを使用して鳴門真鯛も。
まだまだゲームとして開拓の余地はあると思っています。ぜひ、今後のほらほーでぇ久次米のソルトクランクに注目していてくださいね!
アコウにタケノコメバル、真鯛などなど…好釣果を上げているソルトクランクなんですが、アプローチは基本的にフィネスクランク釣法。
ここで、フィネスクランクの具体的なやり方をご紹介。
1:キャストしルアーを巻きボトムまで当てる
ボトムに当たる手前くらいで巻きスピードを遅くして下さい。これは、根掛り防止の為です。
2:ボトムにルアーが当たるとラインテンションを掛ける
3:そこからロッドでワームのズル引きみたいにロッドワークで引く
ボトムから離さないように、ゆっくり引くのがポイント
4:ロッドの引きしろが無くなれば、ラインをたるませないようにゆっくり巻き取る
これの繰り返しです。 この事を「フィネスクランキング」と呼んでいます。
操作方法など詳しく動画で説明しています。↓
https://youtu.be/Z_bPxxRehwY
出典:YouTubeチャンネル「クリリン#BASSBONUS-TV」
出典:YouTubeチャンネル「地元釣りネタ じもフィッシュ」
ソルトクランクで使用している現在のタックルはこちらで詳しく解説しています。
→https://www.fimosw.com/u/kujiyoshi/d3cihhhdyzju7n