みなさん、こんにちは! 琵琶湖プロガイドの薮田和幸です。
薮田 和幸 (Kazuyuki Yabuta ) プロフィール
琵琶湖も3月に入り、いよいよハイシーズンな感じで色々なパターンで釣れ始めました。そんな中、今回は薮田ガイドではド定番となっている、東北仕込みの冷え込み対策のマル秘テクニックをご紹介します。
三寒四温の「寒」に効く!
春の琵琶湖は、暖かい日はバスの活性も高く釣りやすいのですが、前日からいきなりフル防寒が必要になる冷え込み等、毎年鬼門になるのが三寒四温の「寒」のタイミングです。
「前日までは良かった…」と言うフレーズを一番耳にする時期でもあります(笑)
「寒」に時には、せっかくルアーを咥えてもすぐに吐かれてしまったりと悔しい思いをすることもしばしば…そんな時こそ「フットボールパターン」が有効になってきます。
テクニカルだけど簡単! テクニカルフットボールテク
ヤブタガイドでは、テクニカルフットボールと呼んでいるパターンで、使うルアーは「アベラバ7g」と「ダッドカット3インチ」のセット。
使い方は、ズル引きやボトムパンプでも釣れることはありますがミスが多いため、7回シェイクして3秒ステイを永遠に繰り返すと言うアクションです。
ナゼ、そのリズムかと言いますと、カナダモの新芽がちょっとだけスタックして一番ハズれやすいのが7回シェイクだから…と言うことで、3秒のステイはジグの倒れ込む瞬間にバイトが集中するためです。
つまりカナダモの新芽に少しスタックさせ、ハズしてジグを倒れ込ませるためのアクションなのです。
ちなみに7回のシェイクは2秒以内で入れるのがキモです。
ステイのタイミングでコツっというバイトを感じたらすかさず電撃アワセ!
どこで食わせるかをイメージできていれば、すぐにルアーを吐いてしまう「寒」の時のバスでもキャッチ率が格段に上がります。
リズミカルにアクションする!
7回シェイク+3秒ステイをリズムカルに行いながら流していくと…女性ゲスト様にもナイスバスが釣れちゃいました。
ちなみにリズミカルな釣りは女性の方が得意みたいで、ミドストなども男性陣が敵わないこともしばしば。テクニカルフットボールは女子力が重要なんですかね。(笑)
ベイトタックルが苦手というゲスト様もテクニカルフットボールでしっかりキャッチされています。
「アベラバ」は、絶妙なフックの太さで薄皮もしっかり掛かってくれるので、春のテクニカルフットボールには欠かせない存在となっています。
ということで、「テクニカルフットボール」は、タフってもタフってなくてもゴールデンウィークまでは有効なテクニックなので、ゼヒ、お試しください。
ちなみに例年よりも暖冬だった今の琵琶湖は、枯れウィードから枝分かれで新芽が生えてきていて、様々な春のパターンが有効で、ビッグバス率も高いです。
前日のガイドでは63㎝のテンパウンダーが飛び出しました。
また、今、琵琶湖で絶好調な「ソルソニ・サウスブレード20g」で65㎝も登場と、ゲスト様の自己記録更新ラッシュです。
まさに「夢のある湖」になっていて、今年の琵琶湖はめちゃくちゃヤバいかもです。是非、春の琵琶湖に遊びに来てください。