デプスNEWS 8 【奥村和正が最新極秘アイテムの開発秘話を激白】
ルアーニュースの毎年恒例行事の一環でもある企画の1つが「でぷにゅー」ことデプスニュース。
今年で8年目を迎えますが、デプス本社でガサ入れ取材すると、目からウロコだったり、いろんな意味で驚きを隠せないモノまで数多くの極秘アイテムがゴロゴロでてくるんです!!
今年もそんな極秘アイテムや最新作を、デプス代表である奥村和正氏が直々に開発秘話などを暴露してくれました。
今回紹介したいのは…。
渡部圭一郎プロデュース「NZクローラー 量産モデル」
↓NZクローラー 量産モデル
奥村さんいわく、数年前に桧原湖のイベントでデプスプロスタッフの渡部圭一郎氏と一緒に釣りをした際に感銘を受けたルアーがあったそうな。そのルアーというのが渡部氏がハンドメイドで製作しているNZクローラー。
↓渡部氏とNZクローラー、そしてデカバス!
奥村さんがホレ込んだ、渡部氏のハンドメイド「NZクローラー」が量産化されることに!
そしてそのNZクローラーの威力を垣間見た奥村さんは気に入ってその後、自身の多くのロケで投入。そのあたりのことは、ご存知な方も多いと思う。
そして奥村さんが、渡部氏に、再びいくつか作ってほしいとお願いしたところ、渡部さんからこんな返事が返ってきたそうな。
「実はガイド休業期間(真冬)に1つ1つ手作りで時間的な余裕が…、というよりも命のパーツでもあるウィングが入手困難なんです」ということで断られたそうな。
そんな経緯があった時に、奥村さんが直々、可能であればデプスで作ってみては? と提案。渡部氏がぜひということで、奥村和正がホレ込んだアイテムの量産モデルの開発が進んでいったというわけ。
量産化にあたってボディは樹脂製で、ウィングは理想の形状と素材を再現。デッドスローでもステディリトリーブでも力強いスイムアクションと水絡みを具体化。デッドスローでもしっかり泳ぐ、クローラー系ビッグベイトの最注目アイテムとして開発が順調に進んでいるようです。ちなみに夏前頃にリリース予定ということでした!!
NZクローラー量産モデルは全長133mm、重量は3オンスクラス(84g前後)
ボディ全長は133㍉で重量は3㌉クラス(84㌘前後)。
浮力もあり、水押しはハネモノの中でもトップクラスのアピール度。浮かしているだけで十分な存在感を醸しだしてくれる。
ボディは扁平でボリューミー
ボディは扁平で非常にボリューミーな形状。フックポジションもフッキングを考慮し、テール部のブレードバイトもしっかり乗せられるのでは? 広範囲を巻いても、一点でもがくように扱っても対応可能なセッティング
上部へ切れ上がるジョイント形状にも注目
最重要パーツのウィングは理想の形状を忠実に再現! ステンレス素材で分厚いのが特長
もっとも大事なパーツ・ウィングは理想の形状を忠実に再現したモノを使用。ウィングの素材はステンレス素材なうえ、分厚いのが特長。しっかり水を噛んで独特の泳ぎ&サウンドを演出。
ボディ両サイドには羽根のロックを防ぐため、かつ魅惑的な金属音を発生させるためにボルトを配置!
さらにボディ両サイドには羽根のロックを防ぐボルトを配置して、調整すればアクションのピッチやクラックサウンドも変更可能!
大型フラットボディで、強波動系クロールアクション! まさにスタイルオプデプスなデカハネモノには、期待しちゃいますね。
このNZクローラー量産モデルについては奥村さんに語っていただいた動画もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。