今江克隆のルアーニュースクラブR 第989回「初公開!ボラ系新型スイムベイト」の巻
新型コロナの影響が…
と言うことで、今週は、本来は「西日本釣り博」で九州入りしていたはずなんですが、残念なことに中止が決定。コロナのおかげで遅れに遅れ、「西日本釣り博」で初お披露目予定だった2020大本命ルアー達も、一部が未だ到着せず…まさにコロナショック状態…。
3月中旬再販予定だった「ロデオライドリバイバー」の三原直之モデル、南一貴モデルの入荷も、ほぼ3月は絶望的…。まぁまぁマイッチングな2020シーズンですが…。
期待の大型新人を初公開!
と言うことで、「フィッシングショーOSAKA」で未公開だった大型新人をルアーニュースRで順次公開していこうと思います。
まずは、もうすでに4年近く暖めていきた旧称「クルシアンスイマー」こと鮒(フナ)型スイムベイト。
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「西日本釣り博」でデビュー予定だった「クルシアンスイマー」改め「マレットスイマー」。 霞ヶ浦のボラパターンと、野池マブナパターンを強く意識した6インチ、40gクラスのスイムベイトだ
5年前に馬淵(利治)プロが、このルアーのプロトでTOP50旧吉野川戦にて上位入賞を果たした時からさまざまな改良を経て、ようやく最終的な道筋が見えてきた本格的リアルスイムベイト。その後、「ハドトラウト6インチ」が大好きな三原(直之)の意見も加え、開発を続行していたものだ。
今年の「フィッシングショーOSAKA」では大型スイムベイトの3DRプリントがトレンドの一つだったが、その3DRに関してもほぼ完璧なプリント技術が確立、いよいよ2020年TOP50シリーズに投入できるレベルまで仕上がってきた。
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今年のトレンドの一つでもあったワーム系3DRプリントも、元祖の誇りで最高水準まで高めた
このスイムベイトの特徴は、一世を風靡した「ハドルトラウト8・F-0(フローティングモデル)」をインスパイアした、硬質浮力体コアを持つフローティングタイプ。
独自のフックシステムと奇妙なテールにまだ公開できないキモが隠されているが、実現できればTOP50レベルでも、オカッパリレベルでも相当な戦力となる6インチクラススイムベイトになると思う。
今のところ、まだ極秘事項が多すぎて全公開はできないが、「クルシアン(フナ)」タイプをモチーフとしていたが、現在は霞ヶ浦でのビッグベイトの覚醒を受け、超浅場で根掛かりを恐れず使用でき、ダート性能を併せ持つ「ボラ(マレット)」をイメージした「マレットスイマー」に変化している。
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「マレットスイマー」のテールは現在「スプリットリッジ」と名付けた異形テールをテスト中。 良いか悪いかは別にして、なかなか笑える斬新な狸の○玉アクションです。 バスにはどう見えるのか??
詳細は追って実釣動画等で報告していきたいと思う。
当面はルアーニュースRで「西日本釣り博」でデビューしそこねた2020新開発品を機を見て紹介していきたい。
それではTOP50開幕戦の練習のため、今週から福岡県・遠賀川に遠征してきます。