こんにちは! HIDEUPスタッフの中村です。
今シーズンは全国的に例年にないほどの暖冬。
僕のホームフィールドである霞ケ浦周辺でも今冬は水温が高く、早くも霞ヶ浦水系名物のワカサギパターンが開幕しており、“シャローミノーゲーム”で連日ナイスバスがキャッチされています!
ここ数年でブレイクし、霞水系アングラーの使用頻度が爆発的に増加した11cm~12cmクラスのミノーを使うシャローミノーゲームなんですが、いろんなミノーがあり正直迷われている方も多いのではないかと思います。
僕がシャローミノーゲームで多用するのは、HU-MINNOWシリーズ。
そこで今回は、霞ヶ浦水系でのHU-MINNOWの特徴や使い所、シリーズごとの使い分けなどを御紹介していきたいと思います!
中村 大輔(Daisuke Nakamura) プロフィール
春のミノーパターン
まずご紹介するのは、オリジナルモデルの111SP。
ハイドアップ公式「HU-MINNOW111SP」詳細ページはこちら
特徴の一つとしてまずは圧倒的な飛距離!そしてサスペンドモデルのミノーの中でもウォブルが強く、波動が強いミノーの部類に入ります。
潜行深度は12LBクラスのラインを使用した場合、フルキャストでMAX2.5m前後まで潜ります。
続いては、フローティングタイプの111F。
ハイドアップ公式「HU-MINNOW111F」詳細ページはこちら
こちらのルアーはただのフローティングでは無く、ボディにウエイトが入っていない超ハイフローティングモデルになります。
ボディをくねらせるような超ワイドアクション、超ハイピッチなロールアクションで浮上するライザーアクションが特長的で、潜行深度は12LBクラスラインの使用の場合、MAX1.5m前後潜ります。
ミノーが活躍するシーズンは正に今が旬!
毎年、春になるとワカサギやシラウオといったベイトフィッシュが接岸し、それに着いたバスがスクールでフィーディングに入るため、細身シルエットのミノーは正にマッチザベイトなんです。
春のワカサギパターンの主戦場は、向かい風を受け波の打ち付けるエリア。
…となると、HU-MINNOW111SPの出番となります!
サスペンドモデルはキャスタビリティ抜群!向かい風の荒れた状況下でも良く飛び、スローリトリーブでしっかりアクションしてくれるので、ワカサギパターン時のボトム付近でバイトが集中する状況下では無類の強さを誇ります。
この時に使用するロッドはMACCA。
HUMC-610MHや、HUMC-67MHといった比較的硬めのロッドを使用します。
これは飛距離を稼ぐ事は勿論、遠距離でもしっかりアクションさせる事が出来、きっちりフッキングに持ち込むことが出来るからです。
ワカサギパターンが一段落すると、本格的なスポーニングシーズンに突入! 桜が咲き始め、暖かい日が続くに連れて護岸際で多くのシラウオを目視出来るようになります。
僕的にはここからが本格的なミノーシーズン!
護岸際のシラウオを捕食するプリスポーンのビッグフィッシュにHU-MINNOWがめちゃめちゃ効果的なんです。
攻め方としては護岸際に群れるシラウオに対し、バスは後方、もしくは沖から捕食している事が多いため、岸と平行にキャストし護岸ギリギリ~1・2m程沖側にアプローチ。そしてこのタイミングでの最大のコツは水面直下~5,60cm位を意識してゆっくりと巻くこと!
シラウオ遊泳速度に近いスピードでリトリーブする事が釣果アップに繋がります!
カラー選択も重要で、この時は白やゴースト系といったシラウオのイメージのカラーが効果的。
僕の場合は霞水系での鉄板カラー、セクシーハスシャッドを中心にたまらんばいブルー、シロしらうお、ほらほーでぇシャイナー、ミスティライム等のカラーをその日の状況で使い分けています。
ロッドはリトリーブ中心である事と比較的ショートディスタンスでアプローチする事が多くなってくるのでMACCA REDのショートグラスロッド、HUMRC-60MLGを多用します。
このロッドは霞水系のオカッパリアングラーにこそ使って頂きたい本当にオススメのロッドです!