今江克隆のルアーニュースクラブR 第987回「早い春を迎え撃て!メタル、スイムベイト、シャッドの使いこなし法」の巻
春はシャッド&ジャークベイトをやり切る季節
次に3月=増水期=濁りが入れば、絶対にやって損がないのはやはり春の絶対定番「シャッド&ジャークベイト」だ。
もう当たり前過ぎて新鮮味はないが、それでも春のSPシャッドとSPジャークベイトはワームが効きにくい状況や、釣れない状況でこそ実は正解と言うことが本当に多い。
釣れない状況ほど、何とか釣りたい気持ちから散々フィネスなワームや無限にカバー撃ちをやってもゼロで終わってしまうことが春は結構多い。そういう時に、1日シャッドをやり切ると数本、それもグッドサイズが結果的に釣れるというのが「春の落とし穴」なのである。
テクニック以前に、シャッドの春の奥義はあれこれ迷わず「釣れる自信」を維持することに尽きる。中途半端にワームに逃げたい気持ちがあると成功し難いのがシャッドなのだ。
投入するシャッドプラグは?
まずシャッドの絶対定番としてベタ過ぎるほどベタだが、自分的この時期の安全パイロットシャッドは「IxIシャッドTYPE-3」である。
このシャッドは圧倒的に「風」に強く、キャスト精度のストレスが少ないことが続けやすさに繋がる。
強すぎず弱すぎないプレッシャーを掛けにくい巻き感で、巻くだけでも、ジャーキングでも使える優秀なSPシャッド。水深的にもバスが浮きやすい1〜2m前後をロッドの角度で調整しやすく、レンジを探るのにも適しているからだ。
自分的に春のカラーはメガバスの神カラー「ホットタイガー」、そして濁りに強い「赤系」をオススメする。
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