琵琶湖界隈でブレイク中のオーバスライブを直撃
琵琶湖のローカルベイトとして、熱狂的ファンを多数、抱えているルアーなのが、オーバスライブのモラモラ!
モラモラについては、詳しい話を聞くべく、取材させていただきました。
モラモラの製作者の井戸さんと初対面
やや緊張気味で取材を始めたのですが・。
すると優しすぎる雰囲気で迎えてくれたのが、オーバスライブ代表の井戸政登(いど・まさと)さんでした。
さてこの井戸さんが丹精混めてハンドメイドで作っているのが、「モラモラ」と呼ばれるルアー。
モラモラを表すと、ワーミングバイブ!
もしくはワームのように使うプラグという表現がピッタリ
さっそく、モラモラについて色々と教えていただきました。
その中で井戸さんがモラモラのコンセプト、モラモラを表現するキーワードとしていると語ってくれたのが…。
「ワーミングバイブ」という言葉。
バイブとは表現しているものの、井戸さんいわくホントのところは、バイブレーションという意識は薄く、ワームのように使うプラグというのがどちからというと、モラモラを正確にあわらしている言葉としてしっくりくるようです。
スローフローティングのリップレスプラグで、
大きすぎず、小さすぎない約100mmサイズのプラグ
さてモラモラのスペックを見ていきましょう!
Lenrth 101mm / Weight約20g(フックリング込み)
Ring / BOMBA DA AGUA Forte No.3
Hook/RYUGI PIERCE TREBLE front4 rear5
M~MHアクションベイトロッド/フロロ14~20lb ナイロン16~20lb
テスト時スナップ ウォーターランド社No2
price / 3,800(+tax)
※製品のカラー、使用、価格については予告無く変更される場合がある事をご了承下さい。
モラモラの使い方は? シャローでのスロー引きが基本の誘いの1つ
基本的にはスローフローティングで比較的シャローで使うプラグ。
そして使い方的にはスローに巻いて、何かに当たったら止めてあげて、静かにホグすようにシェイクしたり、時には弾いてハングオフさせたりという使い方が基本とのこと。
モラモラの真骨頂といえるシチュエーションとしては、水面までウイードが出ていないウイードエリアでの使用。
ウイードの上っ面をスローに引いてやり、ウイードに引っ掛かったら、やさしくホグしたり、時にはウイードから弾くように誘ってあげたりするのが基本の攻めのようです。
これって、高比重ワームのオフセットノーシンカーのような釣りで、そんなイメージもあって、前述したようなワーミングバイブ、もしくはワームのように使うプラグという言葉がしっくりくるというわけなんです。
モラモラの具体的な動きに関しては井戸さんのYouTubeチャンネルmasato idoチャンネルに動画があるので、ぜひチェックしてみてください
モラモラのもう1つの重要キーワード ナチュラルリアクション
あと、モラモラを表すもう1つのキーワードとして井戸さんが挙げているのが、ナチュラルリアクションという言葉。
普通、リアクションといえば、スピナベやクランクなどのやや激しいイレギュラーな動きを想像するかもしれませんが、モラモラの場合はスローな動きで水を逃がしてヌルヌルした独特な波動、そして例えばウイードからのハングオフさせた場合などでも、リップ自体がないので、通常のプラグとはまったく違ったアクションで、リアクション的にバイトを獲ることができるというんです。それがナチュラルリアクションという言葉になっているとのこと。
ちなみに使い方などは、井戸さんがまとめたものがあるので、そちらをぜひ参考に!
モラモラについては井戸さんに動画でアツく語っていただいたので、チェックしてみてくださいね。
ちなみにモラモラの基本カラーはこちら
ちなみに2017年の新色3色はこちら
あとブースでは色んなカラーのモラモラが展示されてましたよ。
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