【冬と早春では釣り方が全く違う!】たまらんばい永野的!冬と春のポジションの釣り分け術を徹底解説!
スタストとナスリグスタストについて解説
釣れ出した日は割りと暖かくて、寒くなるとフリーリグよりスタック感の強いナスリグスタストが有効になりました。
スタストとは、「スタッガーオリジナル」【ハイドアップ】のミドスト(ボトスト)の略語で、釣り具のイシグロ西春店の釣りウマスタッフ加藤さんによって考案された釣り方。
ウェイテッドフックを付けたスタッガーでラインを叩きながら、中層やボトムをスタッガーにロールを加えながら引いてくるという釣り方。
ナスリグスタストは更にウェイテッドフックに、ノガレスの「クイックチェンジャー」(1.8g~5g)を装着することにより、元来オカッパリの釣りだったスタストを深場でもやりやすいようにアレンジしたモノ。(一応なすびが売名の為、半無理やり名付けましたがw一応スタストの一種です。)
このリグは適度にお腹のシンカーがストラクチャーにスタックし、ラインをゆすればスタッガーがボインボインその場で揺れることで、その場のバスにスイッチを入れるもの。
低水温期の鉄則とは?
ここで低水温期の釣り方に焦点を当てていきます。低水温期のボトムワーミングというのは「アクション激しめ、移動距離少なめ、スタック感強め」が原則。
因みにアクションが雑だと冬や早春に釣れないのは、この中の条件である“移動距離少なめ”が出来ていないことがほとんど。皆さん、思い当たる節はありませんでしょうか。
例えばフットボールジグや、ネコリグ、一点アクションできるダウンショットリグなどもこの類で、最近でいえば流行りのカバースキャットもアクション激しめ、移動距離少なめの動きに該当します。
しかし水温が上がっていくにつれて、バスは不思議と強いスタック感を嫌うようになり、最終的には真夏のノーシンカーに落ち着くというわけです。(夏のノーシンカーはスタック感が薄い為)。なんでなんでしょうね。不思議です。
スタストの使い方を紹介!
話を戻しますが、実際最近のガイドではこのクイックチェンジャーを用いたスタストが抜群に効いていて、南湖下物の浚渫エリア、そして西岸のミオスジや、沈みモノなどでフィーバー中です。
この寒い中でも毎日大体10バイト前後あります。
使い方は、狙っているモノにキャスト、10~15秒程沈めてボトムを獲り、ラインを強めにはじきながら5㎜づつ寄せてくるようなイメージでトントントントン引いてきます。
手前に引くことはあまり意識せずに、一点シェイクで少しずつ勝手に手前に寄せているようなイメージ。
何かに引っ掛かればその場でシェイク。あまりステイを入れずにバイバインゆすって食わせるような使い方です。