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春エギング特集!山田ヒロヒトが春デカアオリイカに有効な誘い方を詳しく解説

連載:山田ヒロヒト「ヤマラッピワールド」
寄稿:山田ヒロヒト
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いよいよ春の親イカシーズン突入!
シーズンインを記念して、今回は春の親イカに効果的なエギの誘い方を紹介

今年は暖冬で、なかなか気温が下がらないと思っていたら急激に下がったり、大雪になったりと、不安定な天候に振り回されていますね。
その影響で現場の水温も大きく下がらず温かいままで、例年とは違うエリアでの釣果が目立ったり、いつも釣れるエリアではあまり良くない状況だったり…と、なかなか思うようには動いてくれません。

自然相手なので難しい反面、逆にそれが面白い部分でもありますよね。

そんな中でも、これからは、エギングの醍醐味である春の親イカシーズンに突入していきます。

 

春イカシーズンを楽しみにしている方も多いと思いますので、今回は春エギングの基本的な操作と親イカに効果的な誘い方を私なりに詳しくご説明したいと思います。

山田ヒロヒト (hirohito yamada) プロフィール

バックドリフト、ノーテンションソフトフォールなど、新たなエギングの扉を開き続けるエギンガー。2016年年末に、それまで23年勤めた会社を退社、2017年よりフルタイムのプロアングラーとしての活動を開始。これまで通りエギング関連アイテムの開発を続けるほか、イカ係長とフィッシングブランド「NUTS & VOLTZ」を立ち上げるなど、活躍の場を広げている。なおアオリイカの自己記録は屋久島ロケ中に捕獲した4280g。1968 年7月生まれ、大阪府出身、奈良県在住。趣味はスノボと一眼レフカメラ撮影。

 

 

クローズアップしたいのはシャクった後のエギのコントロールについて

超フォール中にエギが不安定な動きをすると、アオリイカがエギを嫌う傾向が強い…

今回、クローズアップしたいのは、シャクった後のエギのコントロールについてです。

私が春に限らず、エギの操作の面でスゴく意識しているのが、フォール中などにエギの動きに違和感があったりすると、アオリイカがエギを抱いてくれない傾向があるということ。

 

特に春イカにその傾向が強いので、私的には「エギを極力、止める」ということを意識しています。

 

エギを安定した姿勢でスローフォールさせたり、ドリフトさせることが大事

「水中で完全にエギを止めること」なんてできませんので、現実的には、エギを安定した姿勢でスローフォールさせたり、ドリフトさせることを意識するということです。

 

 

風がなく穏やかなら、テンションフォールで安定したフォールがさせられる

通常、エギを安定した姿勢でスローフォールさせたければ、ラインテンションを張りながらエギをフォールさせる「テンションフォール」が有効です。

風がなく穏やかであれば、テンションフォールさせると、間違いなく安定してゆっくりエギをフォールさせることができます。

しかし、無風状態っていうのは、そうそうないものです。

風が吹いて風波が立ったり、ラインのテンションが変わったりすることがあれば、エギはフォール中に上下に首を振るなど違和感のある変な動きになり、不安定なフォールに…。そんな状態のエギはアオリイカが嫌がる傾向が強いんです。

 

波風がある時に安定姿勢でスローフォールさせるには、スラータイプのエギを選びフリー気味に落とすのが有効

では、風波がある時に、エギを安定させフォールするには、どうすればイイのか? というとラインテンションを緩めてフリー気味に落としていく方法がオススメ。

ラインテンションを張らないことで、エギは安定したフォールをしやすくなります。

ただフリーで落とすとフォール速度が少し早くなります。

春イカの場合、なるべくスローに落としたいので、私は軽めのエギや、タイプSのようにスローフォールするエギを使用するようにしています。

 

具体的に多用しているスロータイプのエギはコレ!

フォールスピードは各サイズとも6秒/m。

釣友達も最近、ステイのタイプSでバンバン釣ってくれています

 

 

スロータイプのエギをフリーで落とすことで、風波や風の影響を受けにくく、安定したフォールを作ることが可能になります。

私的には、アオリイカに対しては、この「フリー気味に落とすこと」が釣果を伸ばすためにはかなり大切なことだと思っています。

 

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