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【野村 珠弥”たまちゃん”が失敗から得た教訓】デカアオリをキャッチするにはラインが大事!

寄稿:野村 珠弥
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新しい1年が始まったと思ったらもう2月! みなさん今年も安全で楽しい釣行になりますように☆

さて、外はめっきりお寒いですが「エギング」楽しんでますか?

春秋がメインの釣りですが、アオリちゃんはこの季節も楽しませてくれます。
今ではネットを見れば、簡単に皆さんの釣果が見れるのでウズウズしちゃいますねw

野村 珠弥 たまちゃん(Tamami Nomura) プロフィール

通称たまちゃん。山田ヒロヒトをエギングの師匠としてメキメキを腕を上げ、そのテクや経験値は著名エギンガーからも一目置かれる存在になっている。今では師匠同行の釣りで師匠の釣果を上回ることも度々! ほがらかな性格も人気で様々なDVDや媒体でエギングの楽しさを伝え続けている。奈良県出身

 

季節や狙うポイントで”ライン”変えてる?

ところで、皆さんはラインってどうしていますか?

大体同じポイントで釣りをするので通年同じラインを使用する方もおれば、季節や狙うポイントによって変えてらっしゃる方もおられますよね。
私も、今でこそ季節や狙うポイントによってラインを変えますが、そこにたどり着くには色んな経験や失敗もしてきました。

 

同じ号数。でも4本組から8本組にするだけで…

ある撮影時の話なんですが、いつものPE-EGI ULT HS4(4本組)【サンライン】の0.6号のラインを巻いて挑みました。

 

撮影場所は春の藻場ポイント。もう、ココで釣れるだろう!って所まで探りあてたのに、どうしてもそのポイントまでキャストが届かなかったのです。 で、半日投げ続けるも結局釣る事はできず…。

その日の夜、たまたまスタッフさんが持っていたPE-EGI ULT HS8(8本組)の0.6号に巻き変えていただく事ができました。

そして翌日、同じポイントへ行き1投目。 どうしても届かなかったポイントに、なんと無理なくキャストが届いた時の半端ない衝撃! 4本組から8本組に変えたことで、短い撮影期間内で無事にアオリちゃんをキャッチできたって事がありました。

 

 

せっかくのチャンスを…

続いては、違う撮影で本気で大きいサイズのアオリちゃんを狙いに行った磯場での話。 私は普段使っている0.6号のまま、リーダーだけ太くすればなんとか勝負ができるだろうと挑みました。

現場は思ってた以上に鋭い岩が多い磯場で、ラインメンディングの下手な私は何度も擦っては切って…を繰り返すことに。そして悪夢のような瞬間が…。

春は個体数も少なくなり、大きいサイズのアオリイカなんて早々釣れない中、待ちに待った大きいサイズのイカを同行者の方がヒット!その後ろにそれより大きいサイズのイカの影が!

「キャストして!」と叫ばれた時、私は切れたシステムを結びなおす所でした。ただただ情けなくて半泣きで結び直しキャストした時にはもちろん時すでに遅し…。私はその二度と無い最高のチャンスを無駄にしてしまったのです。

何故もっと太いラインにしておかなかったのか、今でも後悔しかありません。

基本的に、春も秋もHS4の0.6号でエギングはできると思ってます。
でも、それでは通用しない釣り方やポイントは必ずあって、それは釣りにしょっちゅう行けない中での貴重な1日の大切な1杯かもしれないし、それはエギングをしてく中で何度も無いほんの一瞬のチャンスかもしれない。

その時に必要な技術や対応能力をラインに助けてもらう重要性を実感できた事は、今どんなシチュエーションでも貴重な1杯を釣り上げる為の意味ある失敗だったのでしょう。

 

これらの失敗を踏まえた上での教訓は…状況に応じてラインの特性を理解し変えるのが大事ということ

皆さんが今後のエギングで、後悔しないように、貴重なタイミングを逃さないように、何か感じてもらえればいいなぁと思います。

 

教訓を活かして今ハマってるのはこんな釣り!

さて、私には冬になるとウズウズする釣りがあります。
それは、沖縄で人気のディープエジングと言う釣り。

 

オフショアから、なんせ深場にいるレッドモンスター(赤イカ)と呼ばれる4kgや5kgにもなる大型のアオリイカを狙う釣りなんですが、個人的にティップランと軽く言えないくらい、かなりジギングに近い感じ。

もちろん、いつものショアからのエギングタックルじゃ通用するわけもありません。

本土のティップランとも少し違うし、ラインも沖縄の状況にマッチするものを…とPE DEEP EJING ULT 4本組【サンライン】1.0号と、4号のリーダーを準備。

ロッドも専用のディープエギング用。これ、普段のエギングじゃしないセレクトです。

 

 

どんなアオリちゃんでも釣れたら嬉しいのですが、まだ自分が経験した事の無い4キロ、5キロ、それ以上のアオリちゃんとのやり取りをしてみたい! 貴重な1杯を逃さず釣り上げたい!

で、最初の教訓を活かして、ぬかりなくタックルを準備するわけ。

釣り人の心がウズく…。
というわけで、まだシーズンには少し早かったのですが、ちょっと沖縄に飛んできました!

 

深場から引きずり出すモンスターの重みや感覚はたまらなく楽しいです。
2キロに満たないイカちゃんはお戻り頂きました。

シーズン前なのにキロアップ連発! 今年はヤバいかも?!
PE1号を巻いておいて良かった…。やっぱり、ラインのセレクトって大事ですねぇ。
シーズンインすればさらに大型も出現するので、もう少し太いラインにしてまた飛ぼ~♪٩(ˊᗜˋ*)و

 

ソルティメイト(SaltiMate)

ソルティメイトはサンラインのソルトウォーターゲーム専用ラインブランド。あらゆるSWゲームフィッシュ用のPE、フロロ、リーダーなどをラインナップ。エギング用の「PEエギULT」シリーズ、ライトゲーム用の「スモールゲーム」や「鯵の糸」シリーズ、ジギング用の「PEジガー」など人気アイテムがズラリ!

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!
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