エンジンのバスロッド「スペルバウンドコア」。
出典:エンジン
非常に多くのラインナップが揃うシリーズですが、今回は房総リザーバーをメインに活躍する羽生和人さんに、ご自身監修の2020モデル2機種を紹介して頂きました。
パワーフィネスロッドとなるSCS-62MLL-ST。
スペルバウンドコアとしては3本目のパワーフィネスロッドとなるが、コチラの機種はカバーの上からではなく、オーバーハングの下など、カバーに滑り込ませるためのロッド。
用途としては虫系ワームとなり、エンジンでいえばBOOM(ブーン)などが挙げられます。
そうした軽いルアーをしっかり乗せてキャストできるよう、レギュラーテーパーとなっているのが特徴です。
またSTということでソリッドティップを採用。
岸壁際からオーバーハングまでのわずかなスペースの中で、どれだけ細かくアクションをするかがキーになることも多い、房総あるあるに対応したロッドともいえます。
グリップも短めで、そういった細かなトゥイッチなどをした時も肘付近に当たらなく快適な操作感が得られるわけです。
こちらはソリッドティップのサイトロッド。
元々ミドスト用のチューブラーティップロッドを開発しようとしていたものの、ボートの限られたスペースを考えた時にもう少し汎用性がほしい…と詰めていった結果、最終的にサイトロッドになった経緯があるといいます(笑)。
そのためレギュラーテーパーのブランクスはしっかり振れ、ミドストもソツなくこなすことが可能。
羽生さん自身が最も多用するのはPE0.3~0.4号+リーダー4ポンドくらいでのベビーチン(今年発売)などのノーシンカー。
一見すると尖ったロッドに見えるかもしれませんが、「実はかなり色々なリグに対応する器用なヤツなんです」と話してくれましたよ。
以上2機種が羽生和人さん監修のスペルバウンドコア。3月末ごろ登場予定。