北大祐(きた・だいすけ)さんが2018年に立ち上げたルアーメーカー「ペイフォワード」!
ペイフォワード(PAY FORWARD)
ペイフォワードの第1弾ルアーとして2019年春に登場したのが「ワンエイト」という名のクランクベイト。
ワンエイトは1mレンジを主にカバーするSR(シャロ―ランナー)と約1.5mレンジを主にカバーするMR(ミッドランナー)の2タイプが登場。
使い勝手のよさと実釣力・食わせ力の高さから人気を集めています。
Lure | Length | Weight | Type | RANGE | Hook Size | Price | 発売年月 |
ワンエイトSR | 57mm | 11g | フローティング | 1.5m | #5 | ¥1,600 (税抜) | 2019年4月 |
ワンエイトMR | 57mm | 11g | フローティング | 1m | #6 | ¥1,600 (税抜) | 2019年5月 |
ちなみにワンエイトの開発コンセプトはオープンウォーターでも釣れるクランク。
オールシーズン、全天候型、1年を通してバイトを拾えるよう低速リトリーブから高速リトリーブまで幅広い速度レンジで泳ぎきってくれる設計のクランクになっています。
ペイフォワードについては以前、詳しく記事にしたので、そちらをチェック!
さてそんな、ペイフォワードから2020年新たなルアーが登場するんです!
それは…
KIT(キット)【ペイフォワード】
さてペイフォワードから、ワンエイトに続いて、第2弾ルアーとして登場するのがキットという名のスピナーベイト!
ちなみにKIT(キット)というルアー名は直訳すると道具。北さんのバス釣りの中ではスピナーベイトというのは欠かせない「道具」になっていることからキットという名を取ったそうな!
あと加えて、北 大祐さんのKITA DAISUKEという名のローマ字の頭文字はKITという文字列になっているので、それも踏まてKIT(キット)という名に決めたとのこと!
ちなみにキットは見た目はごくスタンダードなスピナーベイトに見えるかもしれないけど、実はスピナベフェチの北さんのノウハウが凝縮されているんです!
それではキットついて詳しくご紹介していきますね!
開発コンセプト
まずキットの開発コンセプトなんですが、北さんいわく「ベーシックでありながらこれまでに無い」要素を盛り込んだ次世代スピナーベイトを目指したとのこと!
で、これまでに無い要素というのが…。
【これまでに無いブレード】 * 実用新案申請中
キットの最大の特長といえるのが、ブレード!
実場アームとブレードを接続する穴の形なんですが、通常は丸い形をしていますよね!
でもキットは「三角形の穴」になっているんです。こうしてあるのは低~高回転のどのスピードで巻いてもきっちりと水を受け、常にブレードの一点が力点となりパワーロスすること無く回転し続けるための北さんの工夫!
またブレードについては穴の位置、サイズ、辺の比率、ブレードの厚みや素材、そして工場など、全ての可能性を試したそうで、北大祐さんがが終始、最もこだわった部分とのこと。
「前と後」では当然ながら水を受ける量とパワーが異なります。その点を考慮し北大祐の経験から弾き出された「釣
れる黄金比」に整えるために、厚みは前後ブレードで異なるものを装備。
これまでに無いワイヤー
キットでは、タンデムウィローとダブルウィローでワイヤーの長さが最適化されています。
個別設定してある意味ですが、TWは着水直後からの立ち上がり重視、DWはロングキャストで一定層トレースのしやすさを重視した結果。
あと3/8ozと1/2ozではワイヤーの太さがそれぞれ1mm、0.9mmと、個別に設定されています。それぞれのウェイトでのベストな巻き感度、強度、バランスを考えたワイヤーセッティングになっています!
【ベーシックスペック】
●ウェイトは3/8ozと1/2ozに、タンデムウィロー(TW)とダブルウィロー(DW)の2種類のブレードコンビネーション
を合わせた、合計4タイプをラインナップ。
●低重心ヘッドの為ボトムタッチの際に明確に手元に伝わる感度の良さとトレース時にアームが横になりにくい
構造。
●フック状のワイヤーワームキーパーを採用しトレーラーの変形を最小限に留めつつ十分なホールド力を確保。
カラーは全8色
なおキットに関しては、北さんご本人に詳しく解説いただいたので、そちらもぜひチェック!
早く使ってみたいですね!