ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR 第984回「遂に公開!ビッグクローラーベイトの終着点」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

「アベンタクローラーRSR」初お披露目!

そして、今回もう一つの必要性を感じ、水面下で開発を続け、今年大阪で初公開するのが桐ウッド製「アベンタRS」のウルトラデッド性能と、同時にウィングのみならずボディの水推し力と中速~高速での安定した水掴み、更にフラッシング効果も発揮する完璧な「フラット側面」を持つフルサイズRS、「アベタクローラー“RSR”(AV/RSR)」だ。

イマカツとして満を持して発表するフルサイズの究極「アベンタクローラーRSR」。 スーパーデッドは「アベンタRS」に匹敵、高速サーチは「ベルリネッタ」に匹敵する中〜高速安定性、飛距離と飛行直進性は「アベンタ2020」を凌駕

正直、フルサイズにおいてはアクション、実用強度、製品均一性、実績からも「アベンタクローラー(オリジナル)」を越えることは難しいと思っていた。

イマカツ・ブースの90インチモニターでは、秘蔵のTOP50アベンタクローラー神映像を公開。 かなり衝撃的な未公開映像が次々と流れますので要チェックです

しかし、フルサイズでデッドスローは桐製「アベンタRS」に匹敵、もしくはアベンタを完全に越えること、そして「ベルリネッタクローラー」のバズベイト並みのスピードでも破綻しないサーチ能力、対荒天仕様のビッグクローラーができないかをずっと模索していた。

一見するとフルサイズ化した「アベンタRS」特有の「異形リアウィング型」クローラーに思われるかもしれないが、単にリアウィングにしただけではデッドスローのみの特化型ならまだ可能だが、プラ製ではバルサ並みの浮力を持つ桐製に絶対に勝てない。同時に「アベンタRS」の弱点でもある中速~高速の追従性はさらに悪くなる。

そこで試行錯誤の末、ボディの水掴みとスーパーデッドとの両立を生み出したのが完璧なフラットサイドを持ち、ボディ内部に絶妙の完成モーメントを発生させるウェイト配分(アベンタクローラー、同RSはノーウエイト仕様)を設置した独特のボディ形状に辿り着いた。

この異形とも言えるフラットサイドビッグボディとアベンタクローラー最大のビッグリアウィングを最適バランスでセットアップすることで、スーパーデッドスローでは驚くことにほぼ「アベンタRS」と互角、しかも中〜高速でも破綻せず広範囲をサーチできるバズベイト的能力も身につけることに成功したのが「アベンタRSR」である。

またこの「アベンタRSR」では、フラットサイドボディ故に側面に箔を鏡面状に貼ることが可能になり、デッドスロー時でも強い水推し波動と同時に、水面下へのボディフラッシング効果を得た。

同時に空洞フラットサイド化による「太鼓効果」で、スクラッチ台座からの「アベンタ&同RS」以上の金属接触サウンドを水中に響かせることが出来るようにもなった。

キャスタビリティに関しては、リアウィングを畳んだ状態で極めて整流効果の高いエアロフォルムとなり、「直進性」と「飛距離」は「アベンタRS」の1.5倍、「アベンタ(オリジナル)」すらも凌駕する。

また当然、天然素材ゆえに個体差が出る桐製「アベンタRS」に比べ、樹脂製ならではの製品均一性が高く、誰もが「神」を安定して手にすることができるのも利点だろう。

現時点において、「アベンタ・オリジナル)の弱点、「アベンタRS」の弱点、「ベルリネッタ」の弱点を全てをクリアし、各種アベンタBrosの最高の長所を全て兼ね備えた「ビッグクローラーベイトの終着点」になる可能性を秘めた逸品である。

アベンタシリーズ初の「フラットサイド」ボディー採用で、ドラム効果によるオリジナル台座の金属擦過音拡大、鏡面フラッシング効果を 兼ね備える。

少なくとも、横浜釣りフェスを見る限り、自分的ビッグクローラーベイトの究極の姿と動きがこの「アベンタRSR」には備わっていると思う。

是非、実際にイマカツ・ブースで実物初公開となる「アベンタクローラーRSR(AV/RSR)」を見に来てください。

4 / 4
前へ
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」