今江克隆のルアーニュースクラブR 第984回「遂に公開!ビッグクローラーベイトの終着点」の巻
クローラーベイト関係で重大発表!
今年の横浜での釣りフェスを遊覧していて感じたのだが、未だにクローラーベイト人気は衰えを知らない感じで、各社が新作を出して来たのが目を引いた。
イマカツとしては、デッドスローに特化したビッグクローラーベイトの元祖ともいえる「アベンタクローラー」を世に問うて既に6年になるが、フルサイズでは実績戦績共に抜群、総出荷数量では恐らく日本一の数量を出荷しているだろう「アベンタクローラー」、そして超デッドスローでは向かうところ敵ナシ、TOP50プロからもメーカーの垣根を越えて絶対的支持を誇る「アベンタクローラーRS」、前出2機種には人気は劣るが中速~高速スピード域でのサーチ能力に優れた「ベルリネッタクローラー」、この3機種で、ほぼクローラーベイトは終着駅とも考えていた。
しかしながら、もしまだ自分的に必要性を感じるクローラーがあるとすれば、それはずっとテストを続けている超小型系の「ミニアベンタ」だったが、これが実戦でなかなか突出したメリットが見出せず、形状、アクション的には完成しているが世に出さずに、別路線を昨年から検討し始めていた。
それが2004年に発表したパワーフィネス専用ソフトクローラーベイト「ダイイングシケーダー(ダイシケ)」のエラストマー化である。
ところが、まぁ一昨年ブレイクした「野良ネズミ」以降、みなさんこのテの研究を相当しているようで、遂にダイイングシケーダー系のエラストマークローラーも登場してきた。
これに関しては予想内の出来事で、「ダイシケ」のエラストマー化では芸がないので、現在「ダイシケ」を全く別の切り口から改良した「シケフロ」を開発中だ。コチラに関しては西日本釣り博で初公開できると思う。
クローラーベイトの終着点とは?