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どれにする?ボートスタイルと体格で選ぶジャークベイトロッド

寄稿:津輕 辰彦
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だんだん日が長くなってきましたが、いよいよ一年の最低気温を記録する時期がやってきました。

ハイシーズンにはたくさんの人が訪れる関東のレンタルボートフィールドですが、さすがにこの時期は閑散としていることが多いです。

来たる春に向けて、タックルの新調を検討している方も多いかもしれません。

そこで今回はジャークベイトロッドについて考えてみたいと思います。

HB560L、HB600L、HB640MLの3択

さて、ロードランナーVOICEハードベイトSPです。

出典:ノリーズ

ジャークだけを考えれば560Lが優れていると思います。

私はよく相模湖の岩盤エリアでジャークベイトを使用しますが、レイダウンミノー110JPやサスペンディングログなど、頭上がりのジャークベイトを使用して下向きの水押しが発生するように心がけています。

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ショートレングスの560Lなら真下にロッドを振り下ろせるため、ジャークベイトの動きが安定し、下向きの水押しも出しやすくなります。

ただし、この辺は好みの問題なのですが、私の場合は…

・グリップが短すぎるとキャストしにくい
・ショートロッドは曲がりしろが少ない分ややバラしやすい

よって、キャスト〜ランディングまでの総合点では600Lの方が使いやすい、というのが私の考えです。

シチュエーションにもよりますが、リザーバーで使用する場合、ジャークベイトはキャスティングがとても重要になります。

岩盤の窪みやレイダウンの際などにきっちりキャストする必要があります。

そのため、ジャークベイトのウエイトがしっかり乗せられるしなやかさと、ルアーにジャークの出力を伝える軟らかすぎないティップを兼ね備えたロッドが必要になります。

様々な要素を加味したうえで、HB600Lを使用することが多いです。

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」
ハードベイトスペシャルHB600L
http://garutsu.pro/archives/721

ロングキャストが増える場合や、大きめのジャークベイトを使用する場合には640MLが使いやすいと思います。

軟らかめではあるもののトルク感があるブランクスが、ルアーが大ぶりであろうと遠くにあろうと、ジャークのオンオフをしっかり伝えることはできます。

また、バスボートやビッグアルミなど、喫水の高いボートで釣りをする場合もHB640MLがオススメです。

水面からティップまでの距離が離れすぎてしまってもラインが風に流されたりしてしまうため使い勝手が悪くなります。

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」
ハードベイトスペシャルHB600L
http://garutsu.pro/archives/2080

ご自身の体格や釣りのスタイルに応じてジャークベイト用のロッドを選んでみてください!

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック
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