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【夜しか釣れない魚じゃない】夜型・昼型のメバルの特性をとらえて楽しむデイメバリングの極意。

寄稿:花田 浩晃
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メバリング特集2019

デイでメバルを狙うキモ③:狙うべき時間と狙い方

狙うべき時間

私がデイで釣りをする時間帯は、基本的に朝マズメ。

夜明け前から午前10時までで、だいたい10時過ぎるとメバルの反応が極端に悪くなる。

これが、前述していたいわゆる昼型のメバルが活性が上がる時間帯ではないかと思っている。

 

使用するルアーと使い方

続いて、使用するルアーについて。

【ベイトフィッシュに付いているとき】
ルアーはベイトフィッシュに付いている時は、5cm前後のミノーやシンキングペンシルをメインに使用。 レンジを下げる場合は小型のローリングアクションのバイブレーション系ルアーやスピンテールジグを使用する。

 

また、ダート系のジグヘッドリグでリアクションで食わせるのも悪くない。やり方は任意のレンジで2、3回シャクった後にカーブフォールでアタリを取っていくのがいまのところ良く効いている。

 

【複合ベイトの場合】
複合ベイトの場合は、1.5インチ前後のワームを組み合わせた1〜3gのジグヘッドリグをチョイスすれば間違いはない。 1~3gと使用するジグヘッドの重さに幅があるのは、レンジの入れ方でジグヘッドの重さを使い分けているからだ。

 

デイでメバルを狙うキモ④:アプローチ法とカラーチョイスほか

デイのメバルに効くアプローチ法

さて、ストラクチャーへのアプローチだが、ワインド等の釣り以外ではハードルアーもソフトルアーでも基本的に「ただ巻き」がメイン。

ただし、リーリング速度は目の良いメバルにルアーを見切られることがあるため、ナイトゲームより若干速めに巻くことが重要。

 

ここで、実際に私が行っているアプローチの仕方をご紹介しよう。

①まずは、表層を探る。

②ストラクチャー上部をリトリーブして様子をみる。

③反応が無ければレンジを下げてストラクチャーの際をタイトにトレースする。

これが基本。

また、潮が動いているタイミングで潮目やカレントに付いている場合などは、潮流を利用しルアーを横方向にドリフトさせながら反応を探していくことも有効なので、ぜひ覚えておいて頂ければと思う。

 

バイトの出方について

バイトの出方について、ジグヘッドリグでは普通に「コン」と吸い込み系のアタリが出ることもあるし、アミパターンの時やアフター後は「モゾモゾ」としたアタリが出る事もある。 ハードルアーの場合は「ガツン」と当たってくる事が多い。

いずれにせよ、バイトに関してはナイトとそこまで変わらないと考えて良い。

 

狙えるサイズとカラーチョイス

狙えるサイズは、エリアによっても違うので一概には言えないが、20前後から尺ぐらいだろうか。 モンスタークラスになると警戒心が強いので、なかなかデイゲームではお目にかかれない。

また、ルアーのカラーについては陽が登ったすぐの時間はパール系やフラッシング系のアピールの強いカラーをチョイス。

完全に陽が登った時間帯はクリア系の潮色に溶け込むナチュラルなカラーを使用すると反応が良いようだ。

私が個人的に好きなカラーは、パール系やシルバーラメ、赤ラメが入ったクリアカラーで、だいたいこの3種類があればどんな時でも対応できている。

 

使用するタックル

使用するタックルだが、私の場合堤防だけでなく地磯も釣り歩く事が多いので、7〜8フィート代のロングロッドを使用している。

リールは2000番のスピニングリールを合わせ、メインラインはPEの0.3〜0.4号。 リーダーは1mほどで、フロロの1.5〜2号を使用しFGノットで結束している。

 

このように、メバルゲームは日が昇ってからでも、色々な場所で、色々なルアーを使用して楽しむ事ができる。

ナイトゲームだけではもったいない、視覚的に楽しいデイゲームを是非楽しんで頂きたい。

 

TICT ティクト

高知県高知市を拠点とするブランド。アジング・メバリング、グルーパーゲームなど、ライトSWゲームフィッシング関連のロッド、ルアー、ジグヘッド、周辺アイテムを続々と輩出中。
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