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大人気のハードベイトスペシャルHB640ML。次の1本はどれにする?

寄稿:津輕 辰彦
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釣りフェスティバル2020にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!

年々ファンの方が増え、サインをさせていただく回数も増えてて本当に嬉しいです!

HB640ML、その次の1本を考える

さて、今回は私といえばスピナーベイトとハードベイトスペシャルのHB640MLですが、HB640MLの次の1本を考えてみたいと思います。

実はこの話題、釣りフェスティバルの会場などでお問い合わせをいただくことがチラホラあり、次の1本をどれにしようか悩んでいる方が多いんだなと感じた次第です。

HB640MLの次の一手をどうするか、お悩みの方が多いようです

ややオープンウォーター
クランクベイトに特化するならHB680L

まず、680Lについてです。

出典:ノリーズ

Lパワーではありますが、レングスが長ければ長いほど強めになります。680Lだと下はワイルドハンチやショットフルサイズ、上はショットオーバー5までカバーできます。

一方、DTNやショット、その他開発クランクBタイトなどのハンドメイドフラットサイドクランクには強すぎます。

また、軽めのトップウォーターを投げるにも強すぎて扱いにくく、レングスも長いためロッドワークを用いるルアーには不適です。

逆に言えばロングキャストしがちなリーリングベイトにはバッチリですので、バイブレーションやバズベイトにも高次元で対応します。

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」
ハードベイトスペシャルHB680L
http://garutsu.pro/archives/314

7g前後のスモールトップウォーターやタイニークランクを重視するなら600Lか511LL

トップウォーターがリーリング専用であれば630LLも選択肢に入りますが、このロッドはティップが極端に軟らかく、ロッドワークを吸収してしまうため、ロッドで動かすルアーには不適です。

630Lに関してはやや640MLと用途が被る部分があります。

また、7g前後のプラグだとロッドが曲がり切らないため、気持ち良く投げ続けるにはもう少し重めのルアーの方が適していると思います。

そこでご提案するのが600Lか511LLです。

出典:ノリーズ

小さめのトップウォーターをキレよく動かすには600Lが適していますし、タイニークランクのキャスティングとノリの良さを重視するには511LLが適しています。

511LLが630LLと違うのは、ティップが極端に軟らかいわけではないということです。

やや癖のある曲がりをする630LLに対し、511LLは素直に曲がるため、小さめのトップウォーターも動かしやすいですし、ピンスポットキャストが圧倒的にしやすいです。

7gほどのプラグだと600Lでも投げられますが、タイニークランクはややキツくなってきます。

ただ、裏を返せば640MLでは投げにくい1/4oz前後のスピナーベイトなども投げやすかったりします。

よってトップウォーターをメインにするなら600L、タイニークランクをメインに考えるなら511LLが良いかと思います!

■津輕辰彦ブログ「ポチョンドッカン」
ハードベイトスペシャルHB511LL
http://garutsu.pro/archives/284
ハードベイトスペシャルHB600L
http://garutsu.pro/archives/721

津輕 辰彦(Tatsuhiko Tsugaru) プロフィール

津輕辰彦(つがるたつひこ)…1986年生まれ。プライベートでもハードベイトしか投げないハードベイター。特にスピナーベイトを得意とし、H-1グランプリではマスターズカップを2勝している。通称ガルツー。スポンサー:ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック

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