【あのパターンが復活!】ハマれば爆釣「真冬のディープクランクパターン」を永野総一朗が徹底解説!
琵琶湖で今釣れるの、ココですばい!
たまらんばいスポット大捜査
昨年から暖冬と言われてきましたが、琵琶湖も同じで冬にしては寒さがマシな日が続いています。
とはいえ、1月末になると琵琶湖の水温は下がり切ったと言ってもいいほど、冷えこんできました! 琵琶湖南湖の水温は7℃~9℃前後と冬らしい水温になりつつあります。
そして、遂にこの冬! 待ち焦がれた大好きな「真冬のディープクランクパターン」が復活!
そこで今回、ハマれば爆釣も期待できる「真冬のディープクランクパターン」をご紹介していきます。
ここ数年の琵琶湖はパターンが1つにまとまらない状況
本題の「ディープクランク」について述べる前に、まずそのパターンの過程について解説します。
私は琵琶湖に来てから12年たちますが、基本的な真冬の釣りのイメージはディープクランクでした。
それがここ数年、メタルバイブが登場し、「アラバマ・スコーンリグ・ライトリグ」など、湖の状況によって冬のパターンも中々1つにまとまらなかったのが実際のトコロ。
では、何が原因で冬のパターンが変化するのか? 私の考えでは、残りウィードの位置と水の濁りが最も大きな要因ではないかと思います。そこで、簡単に私なりの考えをまとめたのが以下一覧。
①沖にウィードが残る⇒水クリア⇒アラバマ・スコーンリグ
水濁り⇒ディープクランク
②シャローにウィードが残る⇒水クリア⇒ジャークベイト
⇒水濁り⇒バイブレーション
③ウィードが皆無⇒メタルバイブ、マンメイドや沈みものでのライトリグ
ディープクランクが復活するまでのメインパターンの過程
このような感じでまとめてみましたが、思い返せば心当たりがある方も居られるのではないでしょうか? 私がガイドを開業した2015-16年は、沖のウィードと濁りで、ディープクランクがメインパターンでした。
2017年は自衛隊沖でメタルバイブがフィーバー。2018年はとても寒い冬で、ミック~アクティバ沖のメタルバイブがメインパターン。
この2017-2018はアラバマも猛威(もうい)を振るっていましたね。2019年はシャローにウィードが残っていたのでバイブレーションや、ボトムのワーミングがメインでした。
「スタッガーオリジナル3.5in」【ハイドアップ】に「ウェイテッドフック」をセットしたスタストなど、底や硬いストラクチャーを叩くような釣りが好調。
そして今年、2020年は昨年まで苦しんでいたウィードの減少に少し歯止めがかかり、沖にウィードが増え始めて濁りも蔓延(まんえん)し、ディープクランクに舞い戻ったという感じです。
もちろん、アラバマリグやメタルでの釣果も上がっていますが、私の感覚では2015-2016年頃の様子と全く同じなんです。
遂に冬の琵琶湖の「ディープクランクパターン」が復活!
さて、ここからは本題の「真冬のディープクランクパターン」について。
具体的なエリアは、西岸東岸どちらも可能性アリですが、ガイドではウィードが濃く残る、木の浜~赤野井~下物沖の東岸チャンネルライン沿いを中心に狙っています。
ウィードと魚の量が同じだとしたら、4mの西岸より3mの東岸の方がウィードタッチする回数が多いので確率が高くなります。
ウィードトップが2.5~3.5mで「HU-300」【ハイドアップ】がここぞとばかりにドンピシャリでハマっています。
品名 | ウエイト | 潜行深度 | 本体価格 |
HU-300 | 16.0g | 3m | 1,700円 |
ハイドアップ公式「HU-300」詳細ページはこちら
使用タックルは…。
ロッド:MACCA RED 611MG(グラス)
リール:カルカッタコンクエスト200DC【シマノ】
ライン:ガノア アブソルート AAA( 12Lb)【バリバス】
(※HU300に12Lbを使うと3.5m潜行するので12Lbのラインを使うことが重要です。ラインは細い方が飛距離が出て、ウィードタッチの感覚も分かりやすくなります)
ルアー:HU300【ハイドアップ】
(カラーは、アユやゴーストアユなどの白系を基準に、きつく濁ればチャート、光量が多ければクリア系の3色を使い分けます)
ディープクランクの使い方について
使い方についてご説明します。ディープクランクはとりあえず遠投することが大切。
①シャカシャカとロッドが暴れない範囲で、できるだけ速いスピードで巻き、ウィードタッチの瞬間に「ピタっ!」っとロッドを止める(糸ふけを出す!)!
②そして「きく!」(今年の9割はこのタイミングでバイトが出ます。)
③ウィードがついていればトントンと外して再び巻く。
高速で動いているものが、ウィードタッチの瞬間にピタっ! と止まることでリアクションにより口を使わせることができます。古くからある往年のディープクランクパターンです。
ハッキリ言うと1日でマスターすることは難しく、ウィードタッチの感覚やウィードを外す感覚が分かるようになるまで何度も反復練習が必要。
しかし! このクランキングをマスターすれば、低水温期や台風後の最強の武器になります。寒いことは寒いですが、冬の修行ということで是非湖上に浮いて、練習してみてください!
最後に、これから春にかけて参考にしていただけるような動画を以下に添付しているので、是非ご覧になってみてください!
たまらんばい永野の春南湖徹底攻略SP「状況別メソッド」公開【琵琶湖バス釣り】
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