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【34(サーティフォー)から続々とNEWアイテムがリリース!】コンセプトや特長などについて徹底解説

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
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現在、横浜で開催されている釣りフェスティバルの真っ最中です。今回はFSで展示している新製品についてご紹介いたします。

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

 

HSR-63 ver.Ⅲ

1つ目に紹介するのは、何度も記事で紹介したHSR-63 ver.Ⅲです。このロッドの特長はとにかく「違和感」。

手に持つと超ファーストテーパーで、ものすごくシャンとした感じですが、振ってみたり、実際に使うと「ん?」という違和感を感じます。

 

では、何に違和感を感じるのか?なんですが、その正体は「柔らかさ」にあります。

このロッドのバット部には東レの「ナノアロイ」というカーボンの55tが使われています。

トップの方には30tをコンポジットで組み合わせて使用。普通こういった場合はバットからベリー、ティップにかけて55t→40t→30tと徐々に落としていきます。

ですが、「HSR-63 ver.Ⅲ」は55t→30tと急激に落としているので、それが独特の違和感をもたらしているのだと思います。

感度も非常に良好ですので、釣っていて非常に楽しくなるロッドです。小さい魚でも大きい魚でも良く曲がってくれます。

どんなサイズの魚でも今までに感じたことのない違和感を感じながら釣るのがかなり楽しく、まさにファーストとスローの間のような感覚。

ジグヘッドの使用範囲も幅広く対応します。タイではピンキーの0.6号で50cmほどのアジでも釣りあげることもでき、0.3gのジグヘッドでも容易に投げれます。

軽いものから重いものまでこなしてくれる汎用性の高さも特長。この「違和感」をぜひあなたも体感してみてください。

 

HSR-63 ver.Ⅲの解説動画はこちら

出典:YouTubeチャンネルTHIRTY34FOUR

FPR-46(豆アジ専用ロッド)

続いては豆アジ専用ロッド「FPR-46」です。

一般的なロッドに対する考えとして、「いかに曲がっていかにバレないかが、求められると思います。しかし豆用ロッドを開発しているスタッフの考えは違いました。

「豆アジを掛けにいきたい」。それが彼らの考えだったのです。全体的に曲がるような、スローテーパーのロッドは掛けようとする時に、どうしても遅れが生じてしまいます。

となると必然的にファストテーパーになるわけですが、硬いロッドにしてしまうと、フッキングをしたとき豆アジが飛んできてしまいます。

豆アジがバレやすい理由は、アジの自重が軽くてロッドを上げた際に水面を飛び出し、空中で暴れて回転することでフックアウトしてしまうからです。

そこで、水面で回転させないようにティップを柔らかくしています。ティップのしなやかさで豆アジの動きを抑制させるわけです。

 

FPR-46(豆アジ専用ロッド)の解説動画はこちら

出典:YouTubeチャンネルTHIRTY34FOUR

 

パフネーク

次は新しいワームのご紹介。元々は竹で作られた蛇笛がモデルです。

関節が付いていてクネクネ動くオモチャで、それをイメージして作ったのが「パフネーク」。

 

波動とかの意味ではなく、視覚効果が狙いです。節をつけることで関節のように部分でよく動いてくれるだろうという意図がありました。

実際水中で見てみると、ワームは止めているのに水流を受けて若干アクションします。アジは目が大きい魚でプランクトンの塊の中に置いておけば見つけてくれるという考え。

動かしてしまうとプランクトンの塊から飛び出してしまうので、「動かす」のではなく「止めても動いてくれる」ことが目的です。

動かさずとも水流によって動いてくれれば存在がハッキリしてくるだろうというところから思いつきました。

グリッターヘッドとたまたま同時期に開発していたので、グリッター専用ワームと思われている方も居られると思いますが、すべてのジグヘッドに合うようにヘッドの形を調整しています。

 

パフネークのプロトの写真

 

サイズは2.2inですが、大きいワームは目立つのでアジの活性が高い場合はすぐに食ってきます。

ですが、活性が低いときにはやはり食わせづらい部分もあります。

そういった状況では節のところでカットしてもらえば、どんどん小さくしていけます。

1番小さくすれば1inで豆アジにも対応可能です。1本で2度3度おいしいワームび仕上がっています。

フックを刺して何匹もアジを釣っているとワームの頭の部分がちぎれてきますが、その部分をちぎっていけば節約にもなります。

アジの活性や状況によってワームのサイズを変えることで、対応できるワームになっていますのでぜひ一度お使いになってみてください。

 

プランクトンに新色が登場

最後はお馴染みのワーム「プランクトン」に4種類の新色が登場します。

 

フラミンゴ

ベースはグロー入りうすピンク、赤ラメ入り。
濁りに強く、魚へのアピール力抜群!!

 

マジックアワー

クリアベースにグリッターラメの青&オレンジ+極小ホロラメ入り。
対象的なラメを入れることで絶大なアピール力を発揮!

 

ブラックチェリー

クリアベースに赤ラメ&黒ラメ。
ナチュラルアピールでアミパターンに強い極小ラメ使用!

 

ヨーグルト

薄いパールホワイトに点発光でグロー入り。
ライトゲームで大人気のホワイト系ワーム!!特殊なグローを使用で暗闇で点発光する新感覚ワーム。

 

大阪フィッシングショーや西日本釣り博にも出展いたしますので、横浜に来れていない方は、ぜひお越しください。

 

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