エバーグリーンのバスロッドに2020年、新たなロッドが誕生!それは…
コンバットスティック・オライオン【エバーグリーン】
30数年という長い期間にわたってエバーグリーンでロッド開発に携わってきたのが菊元俊文さん。
そんな菊元さんいわく「間違いなく菊元史上・最高傑作のロッド」というのが、2020年登場予定のNEWロッドシリーズ「コンバットスティック・オライオン」。
このオライオンの開発は2年半ほど前から開発に着手されたそうな!
とにかく、あらゆる面で最高のモノを! という中で、現在考えられる、最高の素材、最高のテクノロジー、そしてブラックを基調としたデザインで深みのある風合いにこだわるなど、カッコよさも極限まで追求されたロッドシリーズになっているとのこと。
超絶に軽く、超感度!そして強さと粘りを実現したというのがオライオン!
ちなみにどんなモデルが登場するのか?については2020年に先行販売が予定されている機種はジグテキなどを中心とした打撃系の4機種とのこと!
各機種の特長、素材、テクノロジー、コスメ。などの詳細については後ほど詳しく紹介するとして、まずは菊元俊文さんご本人にガッツリとオライオンについて解説していただいたので、まずはそちらをぜひチェック!
【オライオン】菊元俊文が「コンバットスティック・ORION」を生解説
さて、それではオライオンの特長を詳しめにご紹介していきます!
高強度・高弾性炭素素材であるトレカT1100Gに最新のナノアロイ技術が採用されたブランクス素材
バスロッドの素材としては最新・最先端素材の1つといわれる「トレカ T1100G」を採用。
ちなみに「トレカ T1100G」はナノレベル(10億分の1)で繊維構造を緻密にコントロールする焼成技術により高強度と高弾性率化を両立!
30トンを頂点に弾性率が高くなるほど強度が低下するというカーボン繊維の力学特性マップ(図参照)を塗り替えた画期的素材。
そして革新的テクノロジーをベースに引張強度と耐衝撃性を両立したマトリクス樹脂技術『ナノアロイル技術』を組み合わせることで、航空・宇宙やハイエンドスポーツ用品などの分野で要求される極限性能を実現しているという。
ちなみに先行登場の打撃系4本にはこの33トンのトレカT1100Gというマテリアルがバットからティップの先まで採用されています。
オライオンの打撃系4機種に採用された「クワトロウーブンクロス」とは?
オライオンではクワトロウーブンクロス」が新たに採用されているんですが、このクワトロウーブンクロス」とはどういうテクノロジーでどういう効果があるのか?というと…
45°方向にカーボン繊維を密に織り込むことにより、従来のヘラクレス4・クロスを超える、曲げ・捻じれ・潰れに対する優れた復元力を発揮してくれるそうな。
この特性によって、よりエネルギーロスが最小限に抑えられて、フッキングパワー、飛距離、アキュラシーなど、あらゆるロッドとしてのポテンシャルが向上するそうな!