【田中亜衣が解説】今までなかった!Newコンセプトのジャッカルタイラバ専用タングステンヘッド
新年、明けましておめでとうございます!
田中亜衣です。
いよいよ今年のフィッシングショーが来週、横浜から始まりますね。
ジャッカルでは、たくさんのニューアイテムを開発して、皆さまに楽しんでいただけるよう、ただ今準備をしております!
中でも! アタシからの注目アイテムは、前回ここで話した4種類のワームと、今回お話しする「NEW タングステンヘッド」です。
NEW タングステンヘッド
TGビンビン玉が産声を上げたのが2007年。当初はクイックスプリングという方式でしたが、2014年にPTEFというフッ素加工を施したパイプを使用したスライド式へと生まれ変わりました。
現行のTGビンビン玉スライドの最大の特徴は「動かない」ということです。
正しくは、揺れないと言ったほうがわかりやすいかな。
リーリングした時、ヘッドにぶつかる水流を後方にスマートに流せる形状のため、ヘッド自体の水押し(波動)はあるものの揺れ(パルス)はごく僅かに抑えた動きが長期に渡って皆さまに愛されている一番の核だと思います。
ヘッドは動かずにネクタイの波動とパルスで真鯛を誘うと言ったコンセプトです。
このコンセプトは13年間変わらずに釣れ続けています。
しかしながら、稀にヘッドが動くほうが真鯛の反応が良いシチュエーションも明らかになってきました。
例えば、鉛製のヘッドはタングステン製に比べ比重も軽く表面積も大きくなるのでリーリングの時にどうしても「揺れ」が出るのですが、アフタースポーニングなどの超低活性時やイワシがベイトになっている超高活性時にはその「揺れ」が武器となることがあります。
でもね、先ほども言ったように鉛製の「揺れ」にアドバンテージがあるのは稀なのです。
だけど、そこには無視できない何かがあるとずっと考えてました。
「稀」ではなく「度々」起こる揺れの種類を探すことが新たなアドバンテージを持つことと思い開発が始まりました。
そして、開発を進め出た答えのひとつに鉛ではなくタングステンで重心を変えることでした。
鉛製のヘッドほど揺れるのではなく、「丁度いい揺れ」というコンセプトを元に開発を重ねました。
そして遂に登場となるのがNEWタングステンヘッド…
名前はまだ決まってないんですけどね(笑)
現行のTGビンビン玉スライドヘッドは「静」。
一方のNEWタングステンヘッドは「動」。
詳しい使い分けは、またの機会に話しますが、今後この2つのタングステンヘッドの使い分けで、ますます真鯛を追い込んでいってみたいと思います。
あっ、このNEWタングステンヘッドは、「横浜」をはじめ「大阪」「小倉」で皆さまにお披露目となりますので機会があれば是非見に来てくださいね。
それでは皆さま、良い釣りを♪
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