【サーフェイスからサブサーフェイスへ】奥深きメバルプラッギングの世界をご案内
スープラ65PD【インクスレーベル】
それはタップクラフトのスタンディングスクイッドというプラグがきっかけになったのですが、これをプロップダイバーに改造して、水面だけでは無く巻くと少しだけ潜ってくれるようにチューンすると、トップでは反応しなかったメバルがバンバン喰ってくるのです。
それが、インクスレーベルから2017年に発売を開始したスープラ65PDです。

一粒で三度美味しいBigメバルKillerスープラ65PD

東京湾で異常な釣れ方をしたスープラ65PD
これは嬉しかった。30年間近く様々なパターンや釣り方を研究してきたのに、まだまだ未知の釣り方がある事が何より嬉しかったのです。
同じトッププラグでも動きや吃水で釣れる魚が変わるし、同じプロップでも潜るタイプと潜らないタイプでは釣れる魚が違う。 同じポイントでも行くたびにベストマッチするルアーは変わるし、なかなかこれらの差というものを確認し実感することは難しいのですが、ただ釣るだけでは無く注意深く観察すると徐々に見えてくるものがあるのです。

水面直下で巻くだけ

朝マズメに水面炸裂させてスープラに飛びついてきた尺メバル
そして一昨年、ついにその瞬間をVTRに捉えることができました(実釣動画「メバルプラッギング勉強会」参照)
このポイントは古くから通っている場所なので場所なりの癖も良く分かっており、通常なら右から左へ潮が流れ出したタイミングでシャロークランクなりミノーなりをアップに投げて、ドリフト気味にリトリーブさせるのがもっとも効果的な方法なのです。
ところがこの日は珍しくメバルッ気が薄く、いつものプラグいつものメソッドではなかなか釣れてくれない。 動画内ではカットされていますが、実はジグヘッドワームのリトリーブやボトムでのワインドまでさんざん試して思うように釣れない日だったのです。
ところが、スープラをダウンに打ってスローリトリーブでシェードを通すと、明らかにいつもより大きな固体が釣れてくる。 試しにいつものミノーや他のトッププラグを入れてみるが、喰わない。そしてスープラを入れるとまた喰う…。
実際、この経験は僕にとっても大きかった。何がかというと、単純にトップゲームでは無く、サブサーフェイスにおけるプロップ(ダーター)やスイッシャー(シンキング)の大きな可能性に気付かされたからです。
実はこの日がきっかけで、新たにニュータイププラグの模索が始まったのです。
既存のプラグ、既存のパターンを超えるプラグが作れるはずだと。そして現在、10数種ほどのそれぞれ違うタイプのプラグを試作し、各地で試しては練り直す日々が二年ほど続いているのですが、この中から軸となるタイプが三種に絞り込まれてきました。

生き残りを賭けるプロト達。ハッキリ見せられなくてごめんなさい^^;
作ったプロトはどれも釣れるのですが、既存品を超えなければ意味が無い。その点において、過去に無いチカラを持った三種という意味です。
すでにかなりの精度まで引き上げられているので、最後の練り込みと各地での実釣を踏まえ、1~2年後には堂々のDébutを果たす事になると大きな期待を寄せているのです。