大型が回遊しやすいポイントでプラッキングのメリットを生かした誘い方
ではここで、先に書いた大型が回ってきやすいポイント、プラッキングで誘う場合のメリットを考慮して、”どのように釣りを組み立てていくか”を考えていきます。
ルアーフィッシングの基本といえば、表層から中層、ボトムと少しずつレンジを変えて探っていきますよね。
これはメバルプラッキングでも定番なんですが、それぞれのレンジでメバルならではのルアーの動かし方があるように思います。
表層といえば他のルアーフィッシングでも定番のペンシルベイトが効果的! 少しテンポの遅いドックウォークやただ巻きによる引き波なんかも効果的です!
そのほかに表層の探り方としてフローティングミノーの放置というものがあります。キャストし、着水から糸ふけを取ってティップで軽くトゥイッチを入れます。その後30~60秒ほどぷかぷかと浮かべておくだけ!そこで「ボシュッ」っと食ってくる個体もいます。もし反応がなければ少し巻いてトゥイッチしてから、同じように放置を繰り返してみましょう!
使うのはフローティングミノーであれば何でもいいと思いますが、個人的にbeagle【メガバス】のようなリップの付いているプラグの方が水の動きを捉えやすく、勝手にふわふわと動きやすい気がするのでリップ付きをお勧めします。この時ティンセルフックチューンをしても効果があるのでぜひお試しを!
メガバス公式「beagle(ビーグル)」詳細ページはこちら
では、特に表層系が効くと思われるポイントですが、潮通しが良い常夜灯周りや深くレンジを入れるとウィードに根がかってしまうような場所では特に効果的だと思います。もちろん水深があるような場所でも、メバルがライズしているような場合は効果的なので積極的に表層系ルアーを投入してみましょう!
次に中層ですが、あまり深くレンジを入れなくても反応するように感じます。水深1m以内といったところでしょうか。
深くレンジを入れないのは、メバルは下から斜め上を意識しながらステイする魚だからです。
メバルの下顎を見ても分かるように下から上に向かって捕食するような発達の仕方をしています。そのためメバルと同じレンジにルアーを入れるというより、メバルの少し上のレンジを通す方がいいように感じます。
表層、中層と探って反応がない場合はボトムやウィードの中などにべったりとついている可能性があります。
その場合根がかりが激しい場所ウィードの濃いところと薄いところの境目などにシンキングペンシルをフォールさせていくといった誘い方が有効でしょう。
ほかにもマキッパ【メガバス】のライトモデルや、小粒なバイブレーションのリフトフォールのようなリアクションの釣りも効果的ですが、メバルが好む地形は根がかりしやすいストラクチャーも多く存在するため、根がかりには十分注意が必要になりますね!
メガバス公式「マキッパ」詳細ページはこちら
タックルセッティング
大型のメバルをプラッキングで狙う場合は、強い引きで根に潜られてしまわないようバットパワーが強めのロッドを使用することが必要となります。
先日私が尺メバルを釣った時のタックルセッティングは以下になります。
ロッド :礁楽 SLL-68ULT【メガバス】
リール : スピニングリール2000番(ローギア)
ライン : PE0.3号
リーダー : フロロカーボン8lb
足場が高くなく、長さのあるロッドを必要としないポイントでのタックルになるので、各フィールドに合わせてロッドの長さは選んでいただければいいと思います。
今回の私のタックルでは尺を超えるメバルとのやり取りだけでなく、メバルを狙っていて不意に食ってくる40upのチヌやランカーシーバスなどの魚もキャッチできているセッティングです!
潮が効くところは様々な魚が回遊してくるため、キャッチ率を上げるためにもいつものメバルタックルより一回り強いタックルで挑むことをお勧めします!
最後に
シーズン中には、必ずその地域の大型が回ってくるタイミングや反応するルアーがあると思います。
読んでいただいた事が、今シーズンのメバルプラッギングで皆さんが良い魚と出会うキッカケになることを願っています!