今江克隆のルアーニュースクラブR 第977回「今江流バス釣りの最高機密、ついに公開へ!」の巻
トーナメントの影響力は……けっこう、ある!
2019年もいよいよ残すところあと僅かになってきたが、相変わらず毎年12月は何かと忙しい毎日が続いています。
まずは16日(月)に今年2回目のWEBリリースになった「ロデオライド・リバイバー」の三原直之モデル「アンセム」は1時間、「バトルクライ」は3時間で瞬殺完売御礼!
初回予約を上回るスピードでの完売に正直驚きを隠せず…やはり三原の神ルアー「ギルロイドJr」による2度目のJBクラシック制覇の影響力は、トーナメント人気が落ちたと言われる今の時代も侮れないものがありますね。うれしい限りです、有難うございました。
「黒帯」が復活か!?
さて、そんなトーナメントの影響力にあやかって?って訳ではないが、今週のトピックスは久々のトーナメントネタ。
今までTOP50に参戦し、その模様をずっと「黒帯リアルファイト(DVDシリーズ)」を通じて全て公開してきたが、最後の「黒帯リアルファイト」を4年前にリリースして以来、今年を含む5シーズンに亘って自分のTOP50の試合の模様は非公開、即ちお蔵入り状態になっていた。
これはTOP50シリーズでの年間最終成績が黒帯として自分が納得できる結果でなかったことが最大の理由だ。
一昨年、最終戦を暫定ランキング2位(1位が青木プロ)で迎えた年、この年に過去3年の映像とともに「黒帯リアルファイト」を出そうと決めていたが、その最終戦が台風で史上初の1日開催となり、その運命の1日にノーフィッシュ、即ち参加点のみに終わり2位からランキング14位まで陥落…「黒帯RF」のリーリースは、泡のごとく消え去ってしまった。
そして、その翌年は29位、そして今年は24位を更に不甲斐ない成績だったため、黒帯シリーズは、もうお蔵入りのまま終了をほぼ決めていた。
正直、これまで納得のいかない結果の試合は後日自分でも映像確認することすらしたくなかった。しかし、自分が自分のスタイルでTOP50をどう戦ってきたのか、今年を終えて勇気を出して過去5年分の映像を始めてジックリ見て見ることにした。
その結果、負け試合なのだが、そこには意図的プロモーション意識など入り込める余地などないTOP50の真剣勝負のガチ舞台で、自分が、そしてイマカツの長井と共にその性能を信じて作ってきた数々のルアー達が、最終結果には結びつかなくてもここ一番で数多くのキッカーを仕留めてきた映像は、どんな取材ロケの映像よりもケタ違いの緊張感と、ケタ違いの本気度が見て取れる衝撃的なものだったのだ。
ガチな釣り映像の内容は?